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髙橋真梨子さん 「カーネギーのステージに立つのは“最高”」

9/16、日本人で前人未到の3度目のカーネギー公演

コンサート前の心境語る

髙橋真梨
ことし9月16日、歌手の髙橋真梨子さんがカーネギーホールで3度目のコンサートを行う。これは日本人歌手として最多回数を誇る大記録。昭和のヒット曲を集めたカバーアルバム「ClaChic2―ヒトハダ℃―」を6月1日にリリースしたばかりの髙橋さん。1993年の1回目、2008年の2回目を経て、3回目のコンサートが2カ月後に迫ってきた今、心境を伺った。

現時点で「いまだに自信はないけど自信ありげに見えるでしょ」と本音を明かしてくれた。これだけの記録を打ち立てても「心配性なんですよね。頑張って歌うという気持ちはあります」

カーネギーのステージは最高

日本有数のホールでコンサートを重ねてきた髙橋さんにとっても、カーネギーホールは特別な場所。ニューヨークが大好きで憧れがあり「遠く離れたそこにいるだけでも幸せ」と感じる髙橋さんにとって、さらにそのニュヨークの、カーネギーのステージに立つということは「最高です」。

カーネギーホールのステージには、あそこにしかない何かがあるのだという。響きや、ステージに立った時の感じが全く違うのだそう。

「すごいんですよ、あそこのホールって。あまり日本のコンサートホールでは味わったことがないような。ステージに立って感激しましたよね」。聴衆にも一緒にカーネギーホールを楽しんでほしい。だからこそ、日本で公演している時と同じ高いクオリティーのステージを提供するつもりだ。

主人公はお客さん

髙橋さんの歌声には、すっと心に染みこんでくるような優しさと説得力の両方が備わっている。その秘けつを聞くと、歌に感情を入れ過ぎないよう心掛けていると語ってくれた。

「楽器は歌うように、歌は楽器のように」。音楽家なら皆知っているこのフレーズが、実は髙橋さんのモットー。「歌はね歌詞があるでしょ。そこにさらに感情を込めたらtoo much(トゥーマッチ)になっちゃう。感情移入は“言葉”がしてくれるから、感情は言葉にまかせて、(ボーカリストには声の)音色で勝負してほしい」

感情を入れすぎてもダメ、でもあまりにも愛情がないのもダメ…。「だから私は必ず1回録音したものを最初から聞いて、あっそうかって。心の中にはものすごく燃えているものがあるのですが、自分が主人公ではないんですよ。主人公はあなた、お客さんたち。私は私の歌で心は燃えているけども、それをお客さんに伝えるねっていう感情で歌っているんですよね」

老後はNYに

ニューヨークを好きな理由は、活気があって、とことん眠らない街だから。

「信号が青になった途端、イエローキャブがブーーーンって。クラクションがたまらないです(笑)」。老後はニューヨークに住みたいと思ったことがあるほど、好きな街だ。

「元気がない時に私のコンサートに行ってみて、あんなに頑張っているんだって思ってもらえればすごくいいかなって思うんですよね」と笑顔で抱負を語る髙橋さん、ニューヨーク在住の読者へこんなメッセージをくれた。

「住んでいる場所は違いますが、一緒に年をとった方たちに、ぜひお会いしたいって思っています。皆さんと一緒に頑張れるような歌を歌いたいから、ぜひ聴きに来てくださいね!」

〈コンサート情報〉
髙橋真梨子 カーネギーホール公演 with HENRY BAND
【日時】9月16日(金)開演:午後8時
【会場】Carnegie Hall Isaac Stern Auditorium
★7月5日チケット発売開始
【チケット情報】www.fujisankei.comまで
【チケット情報の日本語対応】
・コンサート事務局電話:212-986-9141
www.marikotakahashi2016.com/

(2016年7月2日号掲載)


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