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インタビュー VAMPS (4)

初めての観客は自分たちを成長させてくれる

「ガチ!」 BOUT. 210

 

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2013年、海外デビュー・アルバムをリリース以降、海外公演を積極的に行っているVAMPS(ヴァンプス)が1日、タイムズスクエアにあるベストバイシアターでライブを行った。ニューヨーク入りする約1カ月前から米ヘビーメタルバンド、モトリー・クルーのニッキー・シックス率いるSIXX:A.M.の全米ツアー、全12公演に出演。ニューヨークでの1年半ぶりとなったライブ直前、米国での活動などについてお話を伺った。

 

NYライブ直前の心境

今回全米12都市でのライブツアー、新しい発見はありましたか。

HYDE(以下「H」) そうですね、アメリカを回ることも初めてだし、(SIXX:A.M.との全米ツアーで)オープニングアクトとして出演する自体、経験ないことだったから…。自分たち、日本では結構、ちやほやされてコンサートしてるから、全く違う環境でやることはスゴく勉強になりましたね。(初めて)「これから何を聴かせてくれるんだ」って目で見てる人たちの前での演奏だから、その違う刺激は自分たちをすごく成長させてくれたと思います。

フロリダでのロックフェスではいかがでしたか。

H あの環境は過酷なんだけど、それこそが勉強になったし、最初は見てくれているお客さんが少ないんだけど、演奏してるうちに人が増えていくことを信じて、やる。で、実際、いい演奏すればやっぱり人が増えてくるんですね。

実際、こちらのステージで演奏する場合、日本と変えることはあるんでしょうか。

H 曲によって観客の反応が違うので、そのあたりは客の表情を見ながら、ステージ上でいろいろチョイスすることはありますね。

今回は全米をバスで回ったとか。お二人一緒で数週間回られたんですよね。

K.A.Z(以下「K.」)  (スタッフ)全員です。(笑)

H 十二〜三人はいたかな。それ以上ですね。

K. もう出発してからずっと車が壊れっぱなしで。(笑)

H どっかしら必ずね。

K. 例えば室内の電気が切れちゃったり。タイヤが破裂して直したら、反対側のタイヤがバーストしたり。運転席から煙が出たこともありました。

H 壊れない時がない。

(笑)

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熱いライブを繰り広げたVAMPSのHYDE=1日、ニューヨーク(撮影:鈴木貴浩)

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熱いライブを繰り広げたVAMPSのK. A. Z=同

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熱狂で盛り上がったライブ=同

K. 次の場所にたどり着けるかスゴい心配だったんですよ。でもね、なんとかたどり着けたんで良かったですね。(笑)

あの…くだらない質問なのですが、食事はどうされるんでしょう。やっぱり専属のシェフとかがいて…。

H もちろんですよ、腕のいいシェフが…って、いるか!(笑)。つまんないものばっか食ってますよ。(笑)

K. 1カ月間、こんなにカップラーメン食べたのは初めての経験です。

H なるべくサラダは食べるようにしてましたけどね。

特にアメリカ大陸は広くて、非常にハードなスケジュールだったと思うのですが…。

H 時差がね。もう何が正解なのか分からない。(笑)

K. なので、逆に時差をあまり気にせずに寝たい時に寝るっていう。バス移動だってスゴい距離じゃないですか。なので、結局、眠い時に寝て、っていう感じにしましたね。

前回のインタビューでおっしゃってたVAMPSの曲を世界に広めたい、というセリフが、特に今回のツアーで現実味を帯びてきたと思うんです。ツイッターやインスタグラムなどのSNS(インターネット交流サイト)では世界中の言語で世界中のファンが話題にしていました。

K. 例えばインスタにしても書き込みしてくれる人が、ツアーで公演するたびに増えていってる実感はありますね。ライブごとに増えてきてくれてる。今朝も「サウスアメリカの方にも来てくれー」って書き込みを見たし。やっぱりいい感じで情報を発信できているとは思いますね。

今日のこれからのライブ、観客には何を伝えたいでしょう。

H やっぱり、この旅の成果を。日本から来てくれている人たちもいるし。もちろん、こっちのファンも待ってるだろうし。

K. うん、今回の全米を回った成果を見せられることは、僕たちにとっても喜びだと思うので。

 

★ インタビューの舞台裏 → ameblo.jp/matenrounikki/entry-12027665415.html

 

VAMPS 職業:ロックミュージシャン
HYDE(L’Arc〜en〜Ciel)とK.A.Z(Oblivion Dust)が、2008年に結成。全国ZEPPでの“籠城型ツアー”、や世界ツアーを敢行。南米で「BEAST」が日本人初のチャート4位に。13年ユニバーサルミュージック/デリシャス・デリ・レコーズへ移籍。同年にベスト盤「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」を世界発売。LIVE NATIONと日本人初の提携を行い、欧米ツアー、UKフェス「DOWNLOAD FEST」へも参戦。14年、3作目となる「BLOODSUCKERS」が完成。翌年3月に同作品を世界発売。4月にはSIXX:A.M.との全米ツアー、米音楽フェスに参加(Ft. Rock Festival、Welcome to Rockville、Rock on the Range)。
公式サイト:www.vampsxxx.com

 

〈インタビュアー〉
高橋克明(たかはし・よしあき)
専門学校講師の職を捨て、27歳単身あてもなくニューヨークへ。ビザとパスポートの違いも分からず、幼少期の「NYでジャーナリスト」の夢だけを胸に渡米。現在はニューヨークをベースに発刊する週刊邦字紙「NEW YORK ビズ」発行人兼インタビュアーとして、過去ハリウッドスター、スポーツ選手、俳優、アイドル、政治家など、400人を超える著名人にインタビュー。人気インタビューコーナー「ガチ!」(nybiz.nyc/gachi)担当。日本最大のメルマガポータルサイト「まぐまぐ!」で「NEW YORK摩天楼便り」絶賛連載中。

 

(ニューヨーク2015年5月23日号掲載)


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