FB Tweet はてぶ RSS
ニューヨークのイマを知る情報サイト

インタビュー 獣神サンダー・ライガー

プロレスラーにとって、アメリカは特別な場所

「ガチ!」BOUT.94

 

今月13~15日、東海岸3都市で開催の新日本プロレスリングの「NJPW INVASION TOUR 2011」。それに先駆け3大会ともに出場する獣神サンダー・ライガーに試合の意気込みを伺った。(聞き手・高橋克明)

 

新日本プロレス 初の米3都市遠征ツアー

ツアー3連戦について意気込みを聞かせてください。

ライガー  こういった形で(新日本プロレスリングが団体として)来るのは初めてのことなので、新日本プロレスのスタイルというものを、こういうモンなんだよ、ってい うのを十二分にこちらのファンに知ってもらえるいい機会だと思ってます。選手みんながベストの状態で来ると思うので、期待してほしいですね。

ケニー・オメガ選手とのタイトルマッチも控えていますが、体調はいかがですか。

ライガー  体調はいいですよ! 僕は(現地に)先乗りしてますんで時差とかの心配もありませんし、じっくり整えられるので。ただ、ケニー・オメガ選手も若くてすごく いい選手ですし、(地元の)アメリカってことで彼も負けられない気持ちでくると思うので、それをぶつけ合ってみたいなと思ってますね。

ライガー選手にとってアメリカのリングはどういった存在ですか。

ライガー  僕はもうレスラーになったときに、まあコレくらいのちっちゃい体なんで(大形選手ばかりの)アメリカで試合することは無理だろうって、半ばあきらめてたん ですね。だからこそ、その後にWCWに呼んでいただいたりとか、今回もこうやってニューヨークで試合をできるのは、まさに夢のようなことですし、そんなア メリカで下手なことできないなっていう気持ちはあります。いい意味での緊張感がありますね。

確かに、プロレスファンの間で有名なライガー選手の“若手しごき”はこの国だと問題になっちゃいますね…。(笑)

ライガー  (マスク越し焦りつつ)いや、そのうわさの半分くらいは本当ですけども…。ま、本当じゃないこともありまして…でも60%くらいが本当なだけで、かなり濡 (ぬ)れ衣(ぎぬ)もあるので。70%くらいは本当かな…でも、他の選手がやったことまで僕がやったことになったりしてるんで…でも、まあ、80%くらい ですね…本当のところは…。

ほとんどじゃないですか。

ライガー ダハハハハ。でも、まぁ90%くらいです。(笑)

ニューヨークの印象を聞かせてください。

ライガー  最先端! 全ての最先端ですね。文化であり(工業)技術であり、いろんな人間が入り交じって生活していく中で生まれる「最先端」だと思います。街を見て歩 くだけでもいろんな刺激がありますね。年をとってくるとね、「まぁこんなモンでいいや」、「もう無理しなくていいや」ってなってくるんですよ。だからこの タイミングでニューヨークに来てまたリフレッシュして、これからもいろんなことに挑戦していく。そういう意味では僕がレスラーとして生活する上で、アメリ カってすごく重要な場所ですね。

ニューヨーク在住の日本人にメッセージをお願いします。

ライガー  プロレスを見たことない方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、是非、足を運んでください。日本人、がんばってるぞ! というところを見てもらいたい ですね。今回の(東日本大)震災ではニューヨークの日本の方も大丈夫かなって思っていらっしゃると思うんです。そんなもん、全然。そんなことでへこたれる 日本人じゃないよと、日本人、がんばってるよと、そういうところを見せたいですね。ニューヨークと日本、離れてますけど、お互いがお互いを励まし合えたら いい。そんな大会にしたいと思ってます。

獣神サンダー・ライガー

職業:プロレスラー

1989年4月24日、東京ドームにおける小林邦昭戦で獣神ライガーとしてデビュー。同年5月、第9代IWGP Jr.ヘビー級王者に輝く。90年、獣神サンダー・ライガーに改名。昨年、ネグロ・カサスを撃破して、CMLL世界ミドル級王座を獲得。健在ぶりを見せつ けた。新日本プロレス:www.njpw.co.jp

 

〈インタビュアー〉
高橋克明(たかはし・よしあき)
専門学校講師の職を捨て、27歳単身あてもなくニューヨークへ。ビザとパスポートの違いも分からず、幼少期の「NYでジャーナリスト」の夢だけを胸に渡米。現在はニューヨークをベースに発刊する週刊邦字紙「NEW YORK ビズ」発行人兼インタビュアーとして、過去ハリウッドスター、スポーツ選手、俳優、アイドル、政治家など、400人を超える著名人にインタビュー。人気インタビューコーナー「ガチ!」(nybiz.nyc/gachi)担当。日本最大のメルマガポータルサイト「まぐまぐ!」で「NEW YORK摩天楼便り」絶賛連載中。

 

(2011年5月14日号掲載)


ページのトップへ