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インタビュー チョ・ヨンピル

どこでもいつでも…私のする音楽は一つ

「ガチ!」BOUT.26

 

「釜山港へ帰れ」などで日本の紅白歌合戦にも出演経験がある韓国人歌手チョ・ヨンピルさんがラジオ・シティ・ミュージックホールで16日、コンサートを行った。デビュー40周年記念の一環として開催されたNYコンサート前日に意気込みを伺った。(聞き手・高橋克明)

 

デビュー40周年記念 ラジオ・シティでコンサート

ロサンゼルスでのコンサートが大盛況だったと聞きました。地元、韓国や活躍されていた日本と比べて観客の反応はいかがでしたか。

ヨンピル やはり日本と韓国は同じアジアだけあってお客さん(の反応)は非常に似てますね。でもロサンゼルスでもほぼ韓国人(の観客)だったので違いはそう感じませんでした。みなさんとてもよく聞いてくれます。

ラジオ・シティ・ミュージックホールという大会場が前売りの段階で完売になったとか。この会場には何か特別な思い入れでもあり…。

ヨンピル (遮って)いえ、特に舞台やステージに違いやこだわりは感じません。どこでやっても、いつやってもね。私のする音楽は一つですから。

なるほど。ニューヨークはご自身何回目でしょう?

ヨンピル えーーっと、12年前にリンカーン・センターでやったのが初めてで、いや、その前にマジソン・スクエア・ガーデンもありましたね。だいたい4回目かな。5回目かな(笑)

ラジオ・シティやマジソン・スクエア・ガーデンをSOLD OUTにするアジア人のアーティストってそういません。

ヨンピル でもね、ニューヨークは韓国人、多いんですよ。日本人よりずっと多いですよね。ニューヨークに限らずだけど、それがまずポイントだと思います。

韓国や日本で街を歩かれてたら「あ、チョ・ヨンピルだ!」って指差されますよね。アメリカだと自由に歩けたりもしますか。

ヨンピル そうですね、私にとって自由な時間というか、とてもハッピーな時間ですね(爆笑)

◎インタビューを終えて

「もう、忘れかけてるけど…」とおっしゃりつつも一生懸命な日本語でインタビューに応えて頂きました。このガチの連載を始めて改めて気付かされた事は大物になればなるほど、柔らかい空気が周囲を漂い初対面の人間に安心感を与えるという事。ヨンピルさんもまた例外に漏れずでした。日韓両国をまたに掛ける国民的歌手はとてもやさしく、でもそれでいて握手の握力が異常に強いおじさんでした。

チョ・ヨンピル(Cho YongPil) 職業:歌手

1950年生まれ。69年歌手デビュ−。日本では演歌歌手というイメージで知られているが、韓国ではロックからバラードまで様々なジャンルをこなす「国民歌手(クンミン・ガス)」として有名。昔からある名曲をロック調のリズムでアレンジし、新たな魅力を加えたものである。日本では「釜山港へ帰れ」「想いで迷子」等で有名。

 

〈インタビュアー〉
高橋克明(たかはし・よしあき)
専門学校講師の職を捨て、27歳単身あてもなくニューヨークへ。ビザとパスポートの違いも分からず、幼少期の「NYでジャーナリスト」の夢だけを胸に渡米。現在はニューヨークをベースに発刊する週刊邦字紙「NEW YORK ビズ」発行人兼インタビュアーとして、過去ハリウッドスター、スポーツ選手、俳優、アイドル、政治家など、400人を超える著名人にインタビュー。人気インタビューコーナー「ガチ!」(nybiz.nyc/gachi)担当。日本最大のメルマガポータルサイト「まぐまぐ!」で「NEW YORK摩天楼便り」絶賛連載中。

 

(2008年8月24日号掲載)


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