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予防には発生している場所に行かない、コンドームや防虫剤を使用

出生前診断16 ~緊急レポート;
ジカウイルス感染症の脅威(4)~ジカウイルスの予防と現状(1)~

「米国最先端臨床現場から」海外治療コンサルティングリポート 第51回

基本的なことが推奨

昨年11月5日号掲載分から、急遽、妊婦が感染することにより出生した赤ちゃんが小頭症を患う関連性が認められているジカウイルス(ジカ熱)について、リポートしています。前回(1月14日号掲載)は、症状と診断について説明しました。今回は、予防について解説していきます。

〈予防について〉

現在の予防としては、

●蚊に刺されることを避けるためにジカウイルスが発生している場所に行かないこと、特に、妊娠を予定している場合、妊娠している場合は、旅行を予定する場合、調査が必要です。

●ジカウイルスに感染しているパートナーとの性交渉からも感染することがわかっているため、パートナーがジカウイルスが流行っている場所に住んでいる場合、または、流行っている場所に旅行をした場合にコンドームを使用することを米国疾病予防管理センター(CDC)はホームページでも呼びかけています。コンドームの使用は、感染率を下げます。男性パートナーの場合は、少なくとも旅行後、6カ月間、女性の場合は少なくとも8週間はコンドームの使用を推奨しています。

●防虫剤を使用すること。特に、成分として、ディート(DEET)、picaridin(ピカリジン)、IR3535(エチルブチルアセチルアミノプロピオン酸)、ウンデカン、レモンユーカリオイルが含まれているものを推奨しています。しかし、これらの防虫剤は2カ月より小さな赤ちゃんには使用できません。また、レモンユーカリオイルも3歳以下の幼児には使用できません。

●腕や足を覆う衣服を着用すること、特に赤ちゃんや幼児に対しては赤ちゃんのベッド、乳母車は蚊除けのネットを使用すること

など、基本的なことが推奨されています。

(さくらライフセイブアソシエイツ代表・清水直子)

さくらライフセイブアソシエイツ代表・清水直子【執筆者】清水直子(しみず なおこ) 学習院大学法学部卒業、コロンビア大学で数学を学び、ニューヨーク大学スターンスクールオブビジネスでMBAを取得。マウントサイナイ医科大学短期医学スクール修了。メリルリンチの株式部で活躍し、2003年さくらライフセイブ・アソシエイツを設立。


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