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空港の喫煙ブースに見る国民性

NY摩天楼通信 VOL.5 本紙発行人・高橋克明

 

つい先日まで愛煙家だった僕が、日本出張時、成田に到着して真っ先に向かう場所は、両替所でもなく、Wi―Fi用のルーターのレンタル所でもなく、空港外に設置されている「喫煙ブース」です。僕が渡米する16年前にはなかったので、いまだにこの透明な箱に入ること自体に少し抵抗を感じます。ギュウギュウに詰め込まれた人とモクモクの煙に、入っただけで身体に悪そうで。(日頃、直接肺に吸い込んでるくせに)

 

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ソウルにも、この空港外に設置されている喫煙ブースがありました。でも、数人が外で吸っています。ちゃんとルールを守って中で吸っている人がほとんどでしたが、僕が見た時は2〜3人が外に飛び出しちゃってました。

上海でも、このブースがありました。にも関わらず、ほとんど全員が外で吸ってる。ブースの意味がない。(笑)

NYのJFK空港には、いちおう喫煙を指定されたスペースがあるのですが、ブースではなく、地面に「この枠内で」という線が引かれているだけです。その境界線を「なんとなく」みんな守り、「なんとなく」破ってる。

ひとり残らず全員がキッチリ守っている日本。数人が飛び出してる韓国。全員飛び出してる中国。そんなもん最初っからないアメリカ―。

喫煙ブースひとつで、なんだか国民性を見た気がします。

(2016年11月5日号掲載)

Takahashi_Yoshiaki_face2〈プロフィル〉たかはし・よしあき 本紙発行人 過去400人を超える著名人にインタビュー。日本最大のメルマガポータルサイト「まぐまぐ!」にて「NY摩天楼便り」絶賛連載中。
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