小林幸子

0

来るたび、エネルギーをもらえる、ニューヨークってそんな街ですね

「ガチ!」BOUT. 227

 

小林幸子

 

演歌歌手の小林幸子さんが1日、盲導犬協会チャリティーイベントに参加するため、ニューヨークを訪れた。NPO法人ふれあい会主催の同イベントは、ちゃんこ鍋で人気のレストラン「AZASU」で行われ、約200人の参加者が集まった。当日は小林さんと10年以上の友人だという元関脇・旭天鵬の大島親方も、5月の断髪式を前にまげ姿で登場し、参加者らに大島部屋のちゃんこを振る舞った。またダンスパフォーマーの蛯名健一さんも応援に駆け付けた。小林さんらは会場であいさつをしたほか、記念撮影に応じるなど参加者と交流し、会場は始終にぎやかで楽しい雰囲気となった。集まった収益は、全てニュージャージーの盲導犬協会に寄付され、盲導犬の育成に充てられる。プライベートでもニューヨークを訪れるという小林さんに、ニューヨークの楽しみ方などを伺った。 (聞き手・高橋克明)

 

NYで盲導犬協会チャリティーイベントに参加

小林幸子

小林さんはよくニューヨークに来られている印象がありました。

小林 結構、来てますね〜。でも、今回は去年の夏以来かな、はい。

プライベートでも来られるのは、やはりお好きな街だから。

小林 もうね、だいっっすき! もぉぅー大好きですね。半年ごとに来たいくらい。ちょっと前まではね、少し怖いイメージがあったんですけれど、今はもう、治安がすごく良くなって、うん、来やすくなりましたね。

来たら必ず行く場所はありますか。

小林 ミュージカル、ですかね。毎回行くようにはしてるんですけれども。

ブロードウェイではやはり、豪華な衣装に目がいかれる感じでしょうか。

小林 そうですね〜。なので、観るたんびに、ちょっと、自分の引き出しのところにアイデアを入れて帰りたいと思っております(笑)。それで、また大きな衣装を着て、皆さんに楽しんでいただけたら本望ですね(笑)。人を喜ばせるって、まず自分が一番楽しまなきゃ。じゃないと人を楽しませることはできないと思ってるんです。そういった意味でも、ニューヨークに来るたび、すごくいいエネルギーをもらってるんですね。うん、ニューヨークってそういうところですね。

いつか、こちらでも煌(きら)びやかな衣装でコンサートをしていただきたいです。

小林 はい、ぜひ!したいと思ってます。

最後に読者にメッセージをお願いします。

小林 メッセージ!? どうしましょ(笑)。この街で、いつかコンサートができるように。今、いろいろとやってますので。その際は、皆さんにお会いしたいです。ぜひ、その時は、小林幸子のパフォーマンスご覧になってください。

イベントに参加した小林幸子さんと大島親方(左)

イベントに参加した小林幸子さんと大島親方(左)

 

★インタビューの舞台裏★ → ameblo.jp/matenrounikki/entry-12149348732.html

 

小林幸子(こばやし・さちこ)
職業:歌手
新潟県新潟市出身。1964年10歳で「ウソツキ鴎」でデビュー。1979年「おもいで酒」が200万枚突破の大ヒットとなる。日本レコード大賞「最優秀歌唱賞」をはじめとする数々の歌唱賞を受賞。同年、NHK「紅白歌合戦」初出場。以来33回連続出場。2006年「紺綬褒章」受章。第27回松尾芸能賞「大賞」受賞。08年第63回文化庁芸術祭・大衆芸能部門にて「優秀賞」を受賞。13年「芸能生活50周年」を迎える。13年新潟県より「新潟県民栄誉賞」受賞。14年50周年記念ファイナルコンサートを「日本武道館」で開催。15年新潟市より「にいがた市感謝大賞」受賞。15年「新潟市立日和山小学校」の校歌の作成。舞台、テレビドラマ、声優、バラエティなど多方面で活躍。台湾観光親善大使・新潟観光大使・お米大使にも就任。最近ではニコニコ動画などで若い世代からも支持されている。趣味は陶芸、スキューバダイビング。特技は日舞、三味線、和太鼓、殺陣。代表曲に「おもいで酒」「とまり木」「もしかして」「雪椿」「孔雀」「茨の木」「蛍前線」「越後に眠る」他。
【公式サイト】www.sachiko.co.jp/

 

〈インタビュアー〉
高橋克明(たかはし・よしあき)
専門学校講師の職を捨て、27歳単身あてもなくニューヨークへ。ビザとパスポートの違いも分からず、幼少期の「NYでジャーナリスト」の夢だけを胸に渡米。現在はニューヨークをベースに発刊する週刊邦字紙「NEW YORK ビズ」発行人兼インタビュアーとして、過去ハリウッドスター、スポーツ選手、俳優、アイドル、政治家など、400人を超える著名人にインタビュー。人気インタビューコーナー「ガチ!」(nybiz.nyc/gachi)担当。日本最大のメルマガポータルサイト「まぐまぐ!」で「NEW YORK摩天楼便り」絶賛連載中。

 

(2016年4月23日号掲載)

Share.