在住者が英語で議論ができるようになる講座

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経済・金融・銀行などのテーマを取り入れた
「米国トピックス議論コース」

英会話と米国文化研修の「アイベック」が新コース開講

 

新プログラムを発表する遠藤和雄社長(右)と、授業の核となるテキストをまとめ上げた立役者トロイ・エイクリー先生。トロイ先生は「このような議題について、毎日アメリカ人と話すべき状況にいる生徒さんが多くいます。このテキストには過去10年間の米国の経済状況が英語でまとまっており、彼らがしっかりディスカッションができるようになればと思います」と述べた

新プログラムを発表する遠藤和雄社長(右)と、授業の核となるテキストをまとめ上げた立役者トロイ・エイクリー先生。トロイ先生は「このような議題について、毎日アメリカ人と話すべき状況にいる生徒さんが多くいます。このテキストには過去10年間の米国の経済状況が英語でまとまっており、彼らがしっかりディスカッションができるようになればと思います」と述べた

 

創立22周年を迎えた「英会話」と「米国文化研修」の「アイベック」(遠藤和雄社長)が、この春新たに「米国トピックス議論コース」新規2シリーズを発表した。過去10年間で起きた経済・金融・銀行業界の出来事、それに対し企業・政府がどう対応してきたかなどを学び、議論する。アイベックオリジナルの教材を用いて、国際ビジネス場面で最も必要とされる「最新情勢の理解力」「英語での上級議論力」を身に付けられるのが特徴だ。

同社はこれまでも「経済、政府、文化」といったテーマのコースを取り扱ってきた。そして、今回の新コース設立にあたり注力したのは、ニューヨークで活動が活発になってきた経済・金融・銀行業界に特化したコースを作ること。「国際化が進むなかで、単なる英会話のレベルではなくて、アメリカ人と対等に仕事をするためには、アメリカ社会の経済・金融・銀行に関する理解度が高くないと仕事がやっていけなくなってきています。英語できちんと議論ができるようになるにはどうしたらいいか熟慮した結果このコースの開催に至りました」と同校の遠藤社長は話す。

クラスは1回90分で、各コース10クラスで学ぶ構成。以前よりもコンパクトで取りやすくなっている。2コースのうち、「銀行・金融・経済分野のテーマ」では「金融危機:リーマンショック」などのテーマについて深い知識を学びつつ、講師を交えて話し合える時間が持たれる。また、「銀行・金融・政府分野のテーマ」では「景気対策と自動車産業のベイルアウト:米国政府の経済対策」など銀行・金融・経済業界で起こったことに対し、企業・政府はどう対応してきたのか等々のポイントを学び、議論する。

コースはプライベートでも少人数グループレッスンでも可能。いつでも始めることができる。

information▪
【会場】ibec language institute
【場所】369 Lexington Ave 3Fl, Suite 300(bet 40th & 41st St)
【受講料】〈プライベートレッスン〉10回クラス:1150ドル、20回クラス:2280ドル、〈グループレッスン〉10回クラス:630ドル
(いずれも)Textbook:各50ドル(税別)
【詳細・申し込み】212-867-2000、www.ibec-usa.com/

(2016年5月28日号掲載)

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