自分=愛・自分を癒せるのは自分しかいない(5-3)

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からだと心と魂のつながり「真我を開くセルフヒーリングへの道」マキコ・メソッド(10-3

ライフスタイル・コンサルタント Makiko Castro

■真我を開くセルフヒーリングへの道(5-2)からの続き■

私のイエピファニーの話に戻ります。例えば私の「馬鹿はダメ」というエゴですが、これは絶対に私の両親からの呪縛です。父も母も日本で名門と呼ばれる大学を卒業しています。二人とも本が大好きで私の育った家には本がところ狭しとあふれかえっていましたし、「頭が悪いのはダメ」といわれて育ちました。学校のテストの点90点以下だとやり直しさせられました。父は理数系が得意だったこともあって、私にこれらの教科を教えるのが楽しいようでした。数学、物理、化学などです。因数分解や方程式など公式を暗記するのではなく、その公式ができた経緯から教えてくれるのですが、当時まだ中学生の私にはチンプンカンです。しかも、説明の途中で数字が合わなかったりと、彼が間違えると、その原因を追究し満足するまで突き合わさせられました。ベッドに入るのが午前3時とかになったりした時は、次の日眠くて大変なこともありました。でも今思い返すと、数学がただの数字ではなく物事のロジックを見出す方法なのだということを教えてくれた父にとっても感謝しています。それによって精神論で言うところの人生における「原因と結果の法則」が、とっても良く見えるし、理解できるのです。それでも「頭が悪いのはダメ」という呪縛にかかっていた私は、この朝の悟りを得るまで、自分にも他人にも「馬鹿はダメ」を強要していたわけです。エゴというのは、そういうもので自分のエゴを許せないと、知らず知らずのではありますが他人のエゴも許せないという現象に陥ります。また、頭が良くても、あるいは良くなっても、今度はもっと良くなきゃいけないと、絶対に満足しない状態に陥ってしまうのが常です。私のこの悟りの恩恵を一番に受けたのは、うちのスタッフさんたちでしょう。彼らが間違える度にイライラしていた私が悟りを開き、彼らが彼らであることをもっと受け入れることができるようになり、リラックスして仕事に従事することができるようになりますから。

「馬鹿はダメ」の「馬鹿」の部分に、ご自分のこだわりを入れてみてください。例えば「わがままはダメ」、「貧乏じゃあダメ」、「○○じゃあダメ」。どんな感じがしますか? 本当は、馬鹿でも、わがままでも、貧乏でも、○○でも、何でも良いのですよ。パーフェクトな人間なんてこの世には存在しません。もしいたとしたら…、想像できますか? 面白げのないくそ真面目な人間になってしまいますよねえ。最近、「幸せでなきゃいけない病」、「間違っちゃいけない病」、「負けちゃいけない病」、「失敗しちゃいけない病」などが、とっても恵まれた環境にある人たちに伝染病の勢いで広がっています。ぜひご留意ください。

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当コラムは筆者の都合のため、しばらく休載いたします。来年2月から再開予定です。

DSC046291〈筆者profile〉
Makiko Castro

Natural Healing Artists Inc.代表。NYU大学院卒。さまざまな代替療法を学び、心身の動きと姿勢を基本とする独自の自然治癒メソッドを確立。公認栄養コンサルタント、公認GAPS™プラクティショナー、公認Feldenkrais Method™プラクティショナー。

【ウェブ】www.makikomethodnyc.com(新ブログポストは、このウェブサイト内に含まれます)

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