京王プラザホテルがNYでPR

0

最上級クラブフロア「プレミアグラン」など紹介

京王プラザホテル(東京都新宿区西新宿)は6日、マンハッタンのホテル「JW マリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」で旅行関係者らを招き、東京の京王プラザホテルを紹介するレセプションを行った。

イベントでは抹茶をたてるコーナーも設けられた=6日、ニューヨーク(撮影:池浦)

イベントでは抹茶をたてるコーナーも設けられた=6日、ニューヨーク(撮影:池浦)

日本国外からの旅行客誘致とホテルの認知拡大を目的とし、会場には多くの旅行代理店、航空会社、メディアなどが集まった。ランチを兼ねたPRイベントでは、寿司(すし)や日本酒が振舞われたほか和服姿の茶道家が抹茶をたてるコーナーも設けられた。

特に力を入れて紹介されたのが昨年12月に西新宿の京王プラザホテルにオープンした最上級クラブフロア「プレミアグラン」。日本国内外の富裕層の取り込みを狙い、総額約25億円をかけて改装された。37階から41階の高層階に設置された客室はスイートルーム11室を含め全111室。45階には専用のクラブラウンジも設置されており、総面積535平方メートルの広さで地上160メートルの大パノラマを一望できる。

来米した京王プラザホテル代表取締役社長の山本護氏=同

来米した京王プラザホテル代表取締役社長の山本護氏=同

その他、ホテルでは着物体験や茶道、生け花体験などさまざまな伝統文化が味わえるアクティビティが用意されていることや、ハローキティ ルームがあること、七つの和食レストランや有名なバーテンダーによるカクテルが楽しめるバーなどをアピール。また、全ての客室に自由に利用できるスマートフォンが設置されており、滞在中に無料で外出先でも使え、米国にも通話できるという。

イベントの模様=同

イベントの模様=同

1971年創業の同ホテルには日本国外100カ月以上から宿泊客が訪れ、その比率は75%を超える。来米した同ホテル代表取締役社長の山本護氏はスピーチで「2020年の五輪に向けて訪日観光客も増加しており、この機会を積極的に生かしたい。日本には、食、ショッピング、史跡、伝統文化、四季など、多くの魅力があることをさらに知ってもらえたら」と述べた。

【ウェブ】www.keioplaza.co.jp/

(2017年10月21日号掲載)

Share.