ヘアカット専門店「QB HOUSE」来月、NY1号店オープン

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「利用者にもスタッフにも選ばれる会社に」

シンガポールで開催された、小児がん患者を勇気付ける「HAIR FOR HOPE」のイベントで感謝状を渡されるQBHOUSE USA社長の古谷亮二さん(左)

シンガポールで開催された、小児がん患者を勇気付ける「HAIR FOR HOPE」のイベントで感謝状を渡されるQB HOUSE USA社長の古谷亮二さん(左)

2000年代以降日本で暮らしたビジネスマンで「QB HOUSE(キュービーハウス)」の名を知らない人は少ないだろう。1995年の創業以来、「理髪業界」に大変革を与えてきたヘアカット専門店だ。マッサージ、シャンプーなどの周辺サービスを全て無くし「髪を切る」ことだけに特化、所要時間は約10分、価格は1080円(現在の日本での価格。税込み)というサービスが多忙なビジネスマンを中心に支持され、またたく間にチェーンを拡大。今では女性や子供にも顧客の層を広げている。

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このQBHOUSEが6月、ついにニューヨークに進出、イースト43丁目、レキシントン街と3番街の間という好立地で勝負する。ニューヨークでの価格設定は「エクスプレスカット」が20ドル。速さと安さだけを追求するクイックバーバーが林立する中で「日本発の高クオリティーと速さが融合したサービスをお札1枚の支払い」に抑える。

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短時間で満足のいく散髪ができ、得られた余剰時間を快適に過ごす、そんな生活をニューヨークの多忙なビジネスパーソンに届けることが第1の目的だが、理・美容師の暮らしにも良い変化を起こしていきたいと、同社USA社長の古谷亮二さんは話す。

同社が求めるクオリティーに応えられる技術者は一顧客につき「50~70ドル+チップ」以上の収入を得てきた層。そのような技術者もQB HOUSEに参加したいと思うのは「ともすれば人気勝負になってしまいがちな美容業界で、高い技術を持つ技術者を評価し、安心して働ける環境を整えてきたからではないかと考えます」(古谷さん)

健康保険など環境を整え、スタイリストも目標を持ち、利益が出たら還元する。その結果、日本では、スタイリストの定着率が90%、離職率はわずか10%ほど。

「これは1~2年でスタッフ全員が入れ替わることもあるほど離職率の高い美容業界ではあり得ない数字」と話す。「10年前まではお客さまに選ばれることが目標でした。今はスタイリストに選ばれるような会社であることも目標です」

現在、技術者やスタッフを募集中、詳しくはEメールで問い合わせを。

QBHOUSEで技術者・スタッフ募集

【詳細】recruitny@qbnet.jprecruitny@qbnet.jp
【勤務地】ニューヨーク・43丁目店(151 East 43rd St レキシントン街と3番街の間)
【本社HP】www.qbhouse.co.jp/recruit/(詳しい業務内容、研修内容など参照)

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(2017年5月13日号掲載)

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