550店超が出展、大盛況
「インターナショナルレストラン&フードサービスショー of NEW YORK」
ニューヨークのジェイコブ・ジャビッツセンターで6日からの3日間、食品・飲料専門展示会「インターナショナルレストラン&フードサービスショー of NEW YORK」が開催された。
同展示会では、550店以上が出展し40以上のセッションやデモンストレーションが行われ、食品・飲料をはじめ、それにかかわる製造機器や保険に至るまで、食に関するさまざまなビジネスが紹介された。3日間で1万6000人以上が来場した。
活気あふれる会場の一角には、日系企業のブースが連なる「Japan Pavilion」が設置され、米国進出を狙う日本各地の企業を含めた日系企業各社がプロモーション活動を行った。
また、日本酒造組合中央会(Japan Sake and Shochu Makers Association)による焼酎エリアでは、10社の酒造メーカーが軒を並べ、各地の焼酎などを紹介。3日間にわたるセミナーも行った。
福岡県に本社をおく「久原本家グループ」では食品ブランド「茅乃舎」のだしを使ったラーメンを提供し、人気を集めた。また、大阪府堺市に本拠を置き、600年の歴史を誇る境刃物を扱う「青木刃物製作所」では、最高品質の包丁を展示し多くの関係者の興味をひいた。
そのほか寿司(すし)ロボットを販売する食品加工機器「AUTEC-USA」(ロサンゼルス)や、ラーメン用のスープストックを扱う「Ariake U.S.A.」なども参加した。
(2016年3月19日号掲載)