北米の航空会社として初
ユナイテッド航空は４日、ワシントン州シアトルで「ボーイング787―９型」機を北米の航空会社として初めて受領したと発表した。
１号機はこれから同社独自のソフトウェア搭載とハードウェアのアップグレード作業が行われ、９月末には主にヒューストン―ロサンゼルス線に投入される予定。
同機はドリームライナーの胴体を延長したもので同社は26機発注していた。
また、同機の航続距離は、「Ｂ787―８型」機の8200マイルから8550マイルに延長され、10月26日に就航予定のロサンゼルス―メルボルン路線に投入される予定。同路線は「Ｂ787―９型」機にとって最初の定期国際線となり、また現時点においてドリームライナーによる世界最長路線となる。
今回の受領機には納入時点でＷｉ―Ｆｉが搭載されており、今後受領するＢ787型機はＷｉ―Ｆｉを搭載した上で納入される。同社では、2015年半ばまでには主要路線向け機材のほぼ全機にＷｉ―Ｆｉを搭載する計画としている。
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（「WEEKLY Biz」（ニューヨーク）2014年９月13日号掲載）
