「米国現地採用のためのジョブフェア」来月30日開催
米国で合法的に働けるステータスの日英バイリンガル
米国で業績を伸ばす企業にとって、即戦力となる優秀なバイリンガルの獲得は最重要課題の一つ。しかしながら、「バイリンガル」かつ「即戦力」で「米国内での就職を希望している」人材を探すことは企業側にとって時間的にも経済的にも負担が大きく、悩みの声を聞くことも少なくない。
この状況に改革を起こすべくディスコ インターナショナル(社長/夏井丈俊)では、即戦力を探す企業と米国で働きたい日英バイリンガルのマッチングに特化したジョブフェア「CAREER FORUM for Positions in the U.S.」を5月30日、ニューヨークで開催する。
今回で2回目となる同ジョブフェア。現在、米国内での転職・就職を考えているバイリンガルを募集するとともに、参加企業も募集している。
中小企業が少ない負担で即戦力に出会える仕組み
今回のキャリアフォーラムで注目すべき点は、対象が「米国で合法的に働けるステータスの即戦力」に絞られていること。また、参加料金が手ごろな価格設定になっており、これまでこのようなフォーラムに参加したことのない企業でも、参加を検討しやすい点だろう。また今回は年内にOPT取得予定の学生も参加対象に含めるため、より多くの参加者を見込むだけでなく、バラエティーに富んだ求職者の参加が予想される。採用するポジションが一つだけの企業にとっても、また複数のポジションを採用する企業にとっても、ビザの問題を意識せず一度に多様な人材を採用できる希少なジョブフェアといえる。
企業と求職者が出会える新しい〝場〟づくり
米国に拠点を持つ多くの企業が、採用に関する手間やコストの大きさ、ビザの問題に頭を悩ませる中、求職者側も出会える機会の少なさに嘆いていた。それに応える形で始まったのがこのキャリアフェア。同企画チームリーダーの山木優さんは「即戦力バイリンガル人材と企業が気軽に出会える“場”をつくることで、両者にとって相乗効果のあるイベントになると確信していた」と語る。ボストン・キャリアフォーラムはじめ長年のジョブフェアにおけるノウハウを生かし、企業側の手間とコストが大幅に削減できる仕組みを作成。「参加企業の対象をニューヨークに絞ることなく声を掛けたことにより、昨年は全米から30社以上が求職者を求めて参加した。今後も需要がある限り続けていきたい」と山木さんは語る。
◇米国現地採用のためのジョブフェア◇
〜Career Forum for Positions in the U.S.〜
●日程 5月30日(土)午前10時〜午後5時
●会場 Metropolitan Pavilion(North Pavilion)l
●住所 110 W 19th St, NYC(bet 6 & 7 Ave)
●対象企業 米国内で即戦力となる日英バイリンガルを採用したい企業
●対象求職者 日英バイリンガルで米国にて合法的に就業可能な人※OPT保持者(2015年中にOPT取得予定者含む)
参加企業申し込み受付中
●参加料 2500ドル〜(4月23日までの登録の場合は1000ドルの値引き)
〈含まれるもの〉・リクルーティングスペース・長テーブル×1、椅子×6、社名サイン・イベント公式サイトへの求人掲載・さらにイベント終了後も同社求人サイト「CFN」へ求人情報を掲載(1職種4週間掲載)
※人材紹介企業もエージェントとして参加可能。エージェント参加料3500ドル(2社限定)
同フォーラムに関する問い合わせ・資料請求はDISCO International, Inc.(ディスコ インターナショナル)まで
【Eメール】contact@discointer.com
【電話】212-403-6830
【ウェブ】www.careerforum.net/event/pny/(フォーラム専用ページ)
※求職者は事前登録なしでの当日参加も可能。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年4月11日号掲載)