個人の節税対策から企業経営まで頼れる原公認会計士事務所
（左から）吉田成巳氏、エドワード・原氏、弟のマーティン氏
「1979年の事務所立ち上げ以前から既に、父は日本人コミュニティを助けるために一生懸命でしたから。そのレジェンドを引き継いでいるのです」と話すのは、エドワード・原氏、マーティン・原氏の兄弟。日本人がアメリカでビジネスを始めることが普通ではなかった時代から、二人の父ジョージ・原氏は、会計士としてここニューヨークで、日本人のビジネスをその専門知識で助けてきた。父親が立ち上げた原公認会計士事務所を、94年に引き継ぎ今年で22年。長年の経験から来る知恵と知識だけでなく、その意志も引き継ぎ、現在も「困っている方を助けること」をモットーに親切・丁寧に経営している。
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「会計士には確定申告でのファイリングを頼むだけ」「節税対策」と考える人も多いが、それだけではない。例えば、日米を行き来してビジネスパーソンにはそれに対応する要点が、米国で第二の生活を始めたいシニア層にはそれに応じた別の要点がある。
「ライフスタイルや将来設計もしっかり伺って、ベストな対策を提案します。アメリカでは法律が頻繁に変わり簡単に違法になってしまいますから。そこからクライアントをお守りするのが私達の仕事です」と両氏は語る。
フリーランスか法人を作るべきか、などのビジネススタイルに関するアドバイス、また、個人が株等で損失や臨時収入を得た場合どのように税務申告すべきか、など個別の案件にも、最新の税務関連法案を元にした適切なアドバイスが受けられる。昨年からは新たにファイナンシャルプランナーの吉田成巳氏がチームに加わり、今後の活躍が楽しみだ。相談は全て日本語対応可。
税金やお金の相談を気軽にできる相手でありたい
現在、顧客の90％が日本人・日系人もしくは日系企業。事務所を信頼するクライアントが口コミで広めていった結果だ。「ニューヨークは人の入れ替わりが多く、深い人間関係を形成しづらい場所ですが、だからこそ、安心して税金やお金の相談を気軽にできる相手でありたいです」
原公認会計士事務所
▪TEL：1-212-687-7886（日本語ＯＫ）
▪住所：501 5th Ave., Suite 2009（bet. 41st & 42nd St）
（2016年３月12日号掲載）
