中高等部の文化祭
生徒会伝統行事を引き継ぎ大盛況
ニュージャージー補習授業校(ニュージャージー州パラマス、宮崎信夫校長)で3月14日、中高等部の文化祭が行われた。
この行事は毎年最後の授業日に行うもので、幼・初等部の子供たちを楽しませようと、どのクラスも趣向をこらした催しが行われた。
中等部では福笑い、金魚すくい、紙飛行機のお店など多くの模擬店が開かれ、子供たちは祭りの縁日に来たかのようにゲームを楽しんだ。
高等部1年が開いたお化け屋敷では、教室が真っ暗な迷路に早変わり。「キャー」と恐がりながらも出てくる時には「面白かった」と笑顔を見せていた。
メーンは、毎年高等部2年が取り組む時代劇。今年は「ずっこけ勘助」の演目で笑いやシリアスの入り交じったストーリーを、アドリブも交えて演じた。
舞台や衣装にも趣向を凝らした演出で、特に艶やかな女性(?)の登場は観客の笑いを誘った。
生徒たちは「人に喜んでもらって自分たちの喜びとする」という同校生徒会の伝統行事を今年もしっかり引き継いで成功させ、満足そうにしていた。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年4月4日号掲載)
〈情報・写真提供〉ニュージャージー補習授業校