5・6年生が移動教室
米国の歴史や文化に触れ大きな刺激に
ニューヨーク育英学園(ニュージャージー州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長)全日制部門小学部の5・6年生20人は、5月19日から22日までの4日間、ワシントンDCとその近郊へ移動教室に出かけた=写真。今回の移動教室のテーマは「アメリカの歴史と日本人の足跡を訪ねて」。
リンカーン大統領の別荘では、現地ガイドから「奴隷解放に反対する権力者たちと真っ向から戦いを挑み、解放の実現に向け自らの命を懸けた大統領だった」と聞き、子供たちはリンカーンの勇気と人間としての大きさに心を強く動かされていた。
2日目にはニュースの博物館ニュージアムを訪れ、東日本大震災の際に手書きで発行された石巻日日新聞社の壁新聞が掲載されているのを見て、新聞記者としての気概に子供たちは深く納得していた。移動教室は、さまざまな経緯や変遷を経て、現在に至るアメリカの歴史や文化について深く考える有意義な時間となり、将来世界のリーダーとして活躍する子供たちにとって大きな刺激になったことだろう。(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年6月6日号掲載)
〈情報・写真提供〉 ニューヨーク育英学園