小学部で卒業式
温かさがあふれる中、参列者の目に涙
ニューヨーク育英学園全日制部門小学部で4日、卒業式が行なわれた。
卒業式では、会場に在校生と小学部全担任が描いた卒業生の似顔絵が壁いっぱいに飾られ、温かさがあふれる中での式となった=写真。
卒業に際し、岡本徹学園長からは「この学園で学び、体験したことを今後の人生に生かして欲しい」との言葉が贈られた。また、来賓として在ニューヨーク日本国総領事館より高橋宗夫領事が出席。髙橋礼一郎総領事・大使からの祝辞を代読した。続いて、同学園理事の吉田礼三氏からも祝いの言葉が述べられた。
式の途中、感極まって泣き出してしまう在校生がたくさんおり、卒業生に対する想いの深さがうかがえた。また、それを受け止める卒業生と保護者、そして教職員の目にも涙が光っていた。
式の最後は卒業生による「旅立ちの言葉」。学園生活でのさまざまな思い出や保護者、教職員への感謝の気持ちを力強く述べ、「私たちは力強く旅立っていく」の言葉と共に6人の卒業生が未知の世界へ旅立った。
19日、20日には育英サタデースクール、ニュージャージー、マンハッタン、ポートワシントン各校やサンデースクールの卒園・卒業式が行なわれる。
〈情報・写真提供〉 ニューヨーク育英学園