サマーデイキャンプ前期終了
ニューヨーク育英学園(ニュージャージー州イングルウッドクリフス)では、サマーデイキャンプ前期の部が盛大に終わりを迎えた。3週間に及ぶこのデイキャンプ、小学部では、遠足に理科実験、図工、スポーツオリンピック、水泳教室、一泊宿泊キャンプ、そうめん流し体験、言葉の学習などなど、たくさんのプログラムが行われた。
3週目には、各活動の発表会が催され、子供たちは3週間活動してきたことを発表。初日からほとんど毎日行われた水泳教室では、顔もつけることができなかった子供たちが、け伸びを上手にできるようになり、バタ足までできるようになる姿、クロール・平泳ぎを上手に泳ぐ姿、上級者は100メートル個人メドレーを泳ぐ姿、そんな子供たちの一生懸命に泳ぐ姿に、集まった保護者からは盛大な拍手が送られた。
また、アートの時間には70人の子供たちが全員で一致団結し、段ボールをつなぎ合わせてプラネタリウムドームを完成させた。真っ暗なプラネタリウムに恐るおそる入った子供たち。星空投影機で星空が映し出された瞬間、思わず、「わあー」という歓声が一斉に上がった。「北斗七星が見えるよ」「あっちが北かな」「流れ星が流れたよ。願い事をしよう」などと口々に話し、興奮を抑えきれない様子だった=写真。
最後の「言葉の時間」の発表では日本語、英語を選択した子供たちが、それぞれ選んだ言語で俳句や詩を書き、堂々と発表することができた。後期の部は7月17日から28日まで。参観可能なオープンハウスも予定されている。詳細は学園事務局201-947-4832まで。
〈情報・写真提供〉
ニューヨーク育英学園 www.japaneseschool.org
(2017年8月5日号掲載)