スティング、カーネギーでベネフィットコンサート

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観客総立ち、盛り上がる

グラミー賞を16回受賞している英歌手、スティング(Sting)が14日、カーネギーホールでベネフィットコンサート「AN EVENING WITH STING: SYMPHONICITIES」を行った。

St Luke'sオーケストラの演奏で熱唱するスティング=14日(© Chris Lee)

St Luke’sオーケストラの演奏で熱唱するスティング=14日(© Chris Lee)

収益1億2千万円に

ベネフィットコンサートのため、チケットは平均250ドルと、高額だったが売り出されるとほぼ同時に完売となるなど、公演前からその注目度の高さがうかがわれた。コンサートの前後に行われたガライベントには約600人が参加。イベントの収益(200万ドル=約1億2256万円)は同ホールの音楽教育プログラム(Carnegie Hall’s Music Education Programs)に使われる。

メーンは初

スティングがカーネギーのステージに立つのは21回目だが、自身がメーンとなるコンサートは今回が初めて。数ある名曲をオーケストラ風にアレンジし、St Luke’sオーケストラと共演した。

弾き語りをするスティング=14日(© Chris Lee)

弾き語りをするスティング=14日(© Chris Lee)

代表曲の一つ「Englishman in New York」でステージに登場すると、観客は総立ちとなり、さながらライブ会場のような盛り上がりを見せた。その後、「Roxanne」「Next To You」「Every Little Thing She Does Is Magic」など名曲の数々を歌い上げ、1時間半のステージを終えた。
鳴り止まないアンコールは4回も続き、最後にスティングが一人でステージに戻ると「Fields of Gold」を弾き語り、観客を喜ばせた。

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