ジャパン・ソサエティー(JS)は10月22日(火)、日米における地域活性化をテーマにした公開フォーラム「農村を抱け:こだわりの原点」を開催する。
同フォーラムでは、新潟県上越市の中山間部で、30年近くにわたり地域に根差した活動を続け、地域管理組織の必要性と、適正規模のコミュニティーの重要性を提唱してきた関原剛氏を日本から、米国側からは、全米の農村部の経済面での活性化に主眼を置き活動をしているジャネット・トポルスキー氏、スローフードインターナショナルのメンバーとして活動しているリチャード・マッカーシー氏を招き、ディスカッションを行う。
「日本では少子高齢化、頭脳流出、経済活動の停滞による地域の衰退が大きな社会課題として取り上げられていますが、米国の農村部も長年にわたり同様の課題に直面しています。経済や人口も都市部に集中していくのが世界的にも主流である中で、食糧の生産地でもある農村の未来をどのように捉えていくべきなのかについて意見を交換してもらいます」(主催者)
司会は、食糧問題を中心に取り上げるオンライン・ニュースサイト「ニュー・フード・エコノミー」のケート・コックス氏。
■概要
【日時】10月22日(火)午後6時半〜
【会場】JSムラセ・ルーム(1階奥)
【場所】333 E 47th St
【参加費】10ドル、会員・シニア・学生8ドル
【詳細・申し込み】www.japansociety.org、212-715-1258