9月10日からブルックリン美術館
1996年にメトロポリタン美術館で行われたディオールのエキシビション以来となる、「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ(Christian Dior: Designer of Dreams)」展が9月10日からブルックリン美術館で始まる。
同展は、第2次世界大戦後にファッション界で一躍急成長を遂げ、ハイファッションのトップにまでなったブランド「ディオール(Dior)」の歴史を感じながら振り返ることができるエキシビションとなっており、過去にはパリやロンドン、上海といった複数の主要都市でも開催されてきた。
時代とともにあり続けたディオールの主要な作品を網羅しながら、同ブランドがどのような過程を経て世界に認められるブランドになったのかを展示作品を通して知ることができる。
長年にわたってディオールの書庫に保管されてきた、200を超えるオートクチュール、写真、アーカイブ動画、スケッチ、ビンテージの香水、アクセサリー、ブルックリン美術館から厳選されたコレクションが展示される予定で、さらには、同ブランドの創業者クリスチャン・ディオールと、イヴ・サンローランを含む後継者6人が紹介され、彼らが手がけた作品も展示される。
18世紀からアイデアを得たガウンやディオールのアクセサリー、大スターであるグレース・ケリーやジェニファー・ローレンスが実際に着たドレスも見ることができる。
■概要
【会期】9月10日(金)〜2022年2月20日(日)
【場所】Brooklyn Museum(200 Eastern Parkway Brooklyn)
【入場料】大人25ドル、学生・シニア16ドル、小人(4〜12歳)10ドル※チケットは事前購入のみ
【ウェブ】my.brooklynmuseum.org/
Christian Dior (French, 1905–1957). Bar suit, afternoon ensemble with an ecru natural shantung jacket and black pleated wool crepe skirt. Haute Couture Spring–Summer 1947, Corolle line. Dior Héritage collection, Paris. (Composite scan: Katerina Jebb)