多摩美術大学校友会ニューヨーククラブは10月3日(木)まで、「ホーム・アウェイ・フロム・ホームXV」を天理ギャラリーで開催している。
今回で15回目となる同展は、同会員である20人のさまざまなアーティストが集まり、それぞれの手法や主題を自由に発表。故郷である日本や自己のアイデンティティーを意識した、オリジナリティーあふれる作品が展示される。
また今年は、先ごろ急逝したアーティスト兼デザイナーで、同クラブのメンバーでもあった上田優子さんの回顧展を同時開催する。色鮮やかな色彩と、さまざまな技法を駆使した抽象表現の中に、あふれ出る詩的表現と豊かな感性を秘めた上田さんの作品を堪能できる。
さらに今回は、イメージから音楽を作るソフトウエア「RGB Experimental Music Laboratory」を用い、参加者の作品を題材とした音楽を制作。初の試みとしてオープニングレセプションで発表する。
■概要
【日時】10月3日(木)まで 正午〜午後6時(月─木)、正午〜午後3時(土)※金、日は休館
【会場】天理ギャラリー
【場所】43A W 13th St
【詳細】www.tamabiny.com