ジャパン・ソサエティー(JS)映画部は2月15日(土)と22日(土)、鬼才・実相寺昭雄監督の劇場公開50周年となる『無常』(1970年)をはじめとする3作品を、『実相寺昭雄~仏教トリロジー~』と題した最新のデジタル・リマスター版で上映する。
実相寺監督は、60年代後半に円谷プロのテレビシリーズ「ウルトラマン」の演出や脚本を手掛けて名が知られるようになった後、斬新で挑戦的に仏教感を追及した3部作『無常』(70年)、『曼陀羅』(71年)、『哥』(72年)を日本アート・シアター・ギルド(通称:ATG)で手掛けた。
今回上映する3作品は実相寺監督と脚本家・石堂淑朗氏がタッグを組み、仏教の解釈を独自に表現しただけでなく、大胆な性描写で反社会的、反論理的なタブーな題材を取り上げている。3作品は18歳以上対象。全作品英語字幕付き。
■概要
【『無常』上映日時】2月15日(土)午後1時〜、22日(土)午後7時〜(他作品はウェブ参照)
【会場】ジャパン・ソサエティー
【場所】333 E 47th St
【チケット】14ドル、シニア・学生11ドル、JS会員10ドル(3作品同時購入の場合、チケット1枚につき2ドルの割引が適用される)
【詳細・申し込み】〈ウェブ〉www.japansociety.org〈電話〉212-715-1258〈Eメール〉f2@japansociety.org