ジャパン・ソサエティー(JS)とポートランド日本庭園 ジャパン インスティテュートが共催の「リビング・トラディションシリーズ」のオンラインセミナー。3月2日(木)には、「Just Enough─日本のデザインのエッセンス』を開催する。
19世紀半ばに日本と西洋が交流を始めて以来、着物のデザイン、計算し尽くされた日本庭園のディテール、浮世絵の大胆な構図など、日本特有の美意識は欧米の人々を魅了してきた。また、華やかでありながらミニマリズム的な日本のデザインは、「ほどほど」という美的感覚に基づいて、さまざまな表現を生み出してきた。日本のデザイン文化を特徴づける要素は一つではないが、日本の歴史に深く根ざした文化的、社会的、精神的な慣習にその起源をたどることができると考えられている。
セミナーでは、日本を代表するデザイナーの1人である佐藤卓氏と、日本のデザインについて造詣の深いリンダ・ホーグランド氏(バイリンガル映像作家、文化プロデューサー)、サラ・ティースリー氏(RMIT大学、デザインの社会史研究者)を迎え、日本デザインの本質を探求する。
同セミナーはオンライン(ユーチューブで配信)で開催され、参加、視聴は無料だが、事前登録が必要。オンラインセミナー中は、ユーチューブを通してスピーカー・モデレーターに質問できる。
【日時】3月2日(木)午後7時~8時(「レクチャー、ディスカッション、Q&A」あり)
【登録先】https://onl.sc/NRwxSJ9
【ウェブ】www.japansociety.org