11月19日 人生を取り戻す “人生と仕事の総合コンサルタント”高橋佳子氏の講演会をNYで上映

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今年4月に発刊された自身の著書『人生を取り戻す──「まさかの時代」を生き抜く力』は10万部を突破し、ベストセラーとなっている

今年4月に発刊された自身の著書『人生を取り戻す──「まさかの時代」を生き抜く力』は10万部を突破し、ベストセラーとなっている

11月19日、ニューヨークのHotel NoMa, Trademark Collection by Wyndhamで高橋佳子氏の「人生を取り戻す」をテーマにした講演会の模様が、上映される。講演会に先立って高橋氏から以下のメッセージが届いた。

約束の未来を取り戻す
変貌し続ける世界の中で

今、世界が激動の中にあることは、多くの方が実感されているのではないでしょうか。
人々の行動、生活、働き方を劇的に変えたコロナ・パンデミックの3年間。核戦争勃発の危機さえもはらむロシア・ウクライナ紛争の混迷。今年3月に登場するや否や、またたく間に世界を席巻したチャットGPT─4というAI。私たちは、人間の知識と能力を圧倒的に凌駕するAIがもたらす変化にどう対処できるのでしょうか。
私たちの外側の世界で繰り広げられる想像を超える変転の劇──。予想もつかないスピードで変貌する世界を生きる鍵は、外なる世界に向き合う人間の内なる力です。私たちはその力を十全に発揮することが必要なのです。

人生の条件が決定的な限界を生み出している

しかし、それは容易なことではありません。
なぜなら、人間は、私が3つの「ち」(血・地・知)と呼ぶ人生の条件によって、インビジブルシェル(目に見えない心の殻)を自分の内側に抱え込むことになるからです。
私たちは例外なく、両親から(血)、地域や業界から(地)、そして時代から(知)、様々な価値観や生き方、常識を吸収して、自分の生き方をつくっています。それらは1人ひとりにとって、人生の条件が与えてくれた「生きるために不可欠な力」にほかなりません。
ところが同時に、それらは本人が気づくことができない、信念の偏りや考え方・生き方のクセの塊でもあるのです。それこそ、私たちが抱える様々な限界の根本と言えるものです。

約束の未来を取り戻す

しかし、私たちは、その限界を乗り越えることができます。人間の本質である「魂」の力は、3つの「ち」の影響を超越するところに息づいているからです。
「人生を取り戻す」とは、過去の人生において、奪われ、失われたものを取り戻すだけではありません。何よりも、本来予定されていた未来、「約束の未来を取り戻す」ということなのです。
私たち1人ひとりに託されている未来の設計図、未来の青写真──。それを、3つの「ち」で歪(ゆが)ませ、矮小化してしまうのではなく、自らの魂の力を引き出すことによって、その輝きのままに実現してゆく──。

この講演会が、その歩みが始まる記念すべき1日となりますことを心より願ってやみません。

高橋佳子

◇ ◇ ◇

講演者 profile
高橋佳子(たかはし・けいこ)
現代社会が抱える様々な課題の根本に、人間が永遠の生命としての「魂の原点」を見失った存在の空洞化があると説き、その原点回復を導く新たな人間観・世界観を「魂の学」として集成。誰もが、日々の生活の中でその道を歩めるように、実践の原則と手法を体系化している。現在、「魂の学」の実践団体GLAを主宰し、講義や個人指導は年間300回以上に及ぶ。あらゆる世代・職業の人々の人生に寄り添い、導くとともに、日本と世界の未来を見すえて、経営・医療・教育・法務・福祉・芸術など、様々な分野の専門家への指導にもあたる。魂の次元から現実の問題を捉える卓越した対話指導は、まさに「人生と仕事の総合コンサルタント」として、各方面から絶大な信頼が寄せられている。1992年から一般に向けて各地で開催する講演会には、これまでに延べ165万人が参加。主著に『人生を取り戻す』『2つの扉』『ゴールデンパス』『自分を知る力』『最高の人生のつくり方』『あなたがそこで生きる理由』『運命の逆転』『未来は変えられる!』『1億総自己ベストの時代』『魂の冒険』『新・祈りのみち』(以上、三宝出版)ほか多数。

(2024年11月4日号掲載)

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