シンガーソングライターの天道清貴さんが11月22日、6年ぶりとなるニューアルバム「おひさまのうた」をデジタルリリースした(https://linkco.re/9RbBqpp1)。CDは12月10日にリリースされる。
MISIAに提供した「あなたにスマイル」セルフカバーをはじめ、代表曲「はじまりはありがとう」「虹の向こうへ」「想い出のクリスマス」「ずっと大事な人」など全13曲を収録。
清貴から天道清貴に改名して初めてのアルバムとなる。“まさにお天道様のように聴くものの心を照らす、希望の光に満ちた作品”になっている。
MISIAのコンサートでも定番になっている「あなたにスマイル」のセルフカバーは、オリジナルとは全く違うアプローチで、語りかけるような優しいベルベットボイスに包みこまれる感覚に。さらなる進化を遂げた、デビュー時の真骨頂であった自由自在なボーカリゼーションをこの曲では存分に堪能できる。
リードシングルの「朝」は今までの天道清貴の楽曲のどれとも違う作品。印象的なピアノのリフレインの中、まるで朝日が満ちてくるような伸びやかな唯一無二のウィスパーボイスで歌われる、澄んだ朝の情景が浮かんでくる楽曲だ。毎回リリースの度にまだ新たな歌の引き出しがあるのかと驚がくさせられる。改めて稀有なシンガーである。
グラミー賞受賞アーティスト、Babyface、Tori Kellyなどの世界的ツアーミュージシャンたちとロサンゼルスでレコーディングした「SING FOR JOY」や「Special Gift」のグルーヴ感は完全に本場のゴスペルそのもの。その中を変幻自在な清貴のボーカルが縦横無尽に駆け巡る。
稀代のメロディーメイカーとしての才を遺憾無く発揮した「想い出のクリスマス」「虹の向こうへ」は玉置浩二らのオーケストラアレンジを手がける岩城直也の美しく壮大なストリングスアレンジにより、この先ずっと残っていくスタンダードナンバーになっていくだろう。
その他、ミュージックビデオ(MV)が全編手話で制作され、SNSで話題になった「はじまりはありがとう」、2018年平昌パラリンピックのフジテレビ系テーマソング「MY VICTORY」など、それぞれが宝石のように光り輝く珠玉の名曲であり、聴くもの全てをその歌声で照らす、天道清貴というまさに太陽のような存在を象徴する作品となっている。
ニューアルバム「おひさまのうた」オフィシャルトレーラーはwww.youtube.com/watch?v=rpUifNEOftE参照。
【天道 清貴オフィシャルサイト】tendokiyotaka.com
(2022年12月3日号掲載)