ジャパン・ソサエティー
ジャパン・ソサエティー（ＪＳ）は現在開催中のＪＳ特別企画《戦後70周年―戦争を通して語ること》シリーズの第２弾として25日（土）・26日（日）の２日間に限り、五大路子の一人芝居「横浜ローザ」＝写真＝を上演する。同作品は横浜港町を徘徊（はいかい）し〝伝説の娼婦〟と知られていた老女〝ハマのメリーさん〟のリンと輝く眼光に胸を射抜かれた女優・五大路子氏が、「彼女の生き様を一人芝居にしたい」と自ら取材を行い、それをもとに脚本家の杉山義法氏に脚本を依頼してできたもの。第２次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争と三つの戦争に翻弄され、その中を生き抜いた一人の女性の歴史が笑いと温かみと苦味という幾重もの層の中で語られている。戦後70年となる今年、念願の米国での初公演。25日の公演後は「MetLife Meet-the-Artists」と冠したレセプションが行われる。観客は全員参加できる。日本語上演、英語字幕あり。
■概要【日時】４月25日（土）19：30、26日（日）14：00【会場】ジャパン・ソサエティー【場所】333 E 47 St（bet 1 & 2 Ave）【チケット】一般35ドル、ＪＳ会員28ドル【申し込み・詳細】212-715-1258、www.japansociety.org/
