日本人アーティスト2人出演
4月30日に、第4回「国際ジャズデー(International Jazz Day)」特別コンサートが、ハーレム地区のインターチャーチセンターで開催される。同ジャズデーは、ピアニストでユネスコ文化大使を務めるハービー・ハンコック氏とセロニアスモンク教育財団との協力により2011年に国連で制定。毎年4月30日を国際ジャズデーとし、世界各国でジャズを通して平和と世界融合をたたえる。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の選定された国でメーンイベントが行われ、過去3回は国連本部(12年)、トルコのイスタンブール(13年)、日本の大阪(14年)で実施され、大物ミュージシャンたちによる夢の共演が披露された。
第4回を迎える本年は、パリがメーン会場となる。このメーンイベントとともに行われるニューヨークでのプログラムには、第2次世界大戦終結70周年を迎えるため、国連で開かれる核拡散防止条約(NPT)会議に出席する、平和首長会議の市長やその関係者らも出席し、ジャズの中心地であるハーレムで開催される。多数のアーティストが出演するが、日本代表としてグラミー賞ノミネートピアニスト、作曲家の宮嶋みぎわさんと、オルガニストの敦賀明子さんも出演する。
■概要【日時】4月30日(木)10時〜16時 ワークショップ、19時〜コンサート
【会場】Interchurch Center
【場所】475 Riverside Dr., NY, NY(入り口はClaremont Aveと120th Stの角)
【イベントに関する詳細】New Heritage Theatre Group(newheritagetheater.org)、212・926・2550
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年5月2日号掲載)