桜と日本人の美意識―相聞歌にみる日本人の情操
ニューヨーク歴史問題研究会は28日(木)、4月例会「桜と日本人の美意識―相聞歌にみる日本人の情操―」を開催する。
今月は日系人会の「サクラ・ヘルスフェア」に因み、「桜」をテーマに「日本人の美意識」が形成される上で、桜がどのような意味を持ってきたかについて解説する。満開の桜の華やかさを愛でる心と、それが消えゆくときの儚(はかな)さや哀惜の念は、無常観的哀愁として理解されてきた。それが「もののあはれ」と称され、それが「やまとごころ」という日本人の精神を育んできたとされている。
桜の歴史やそれにまつわる逸話も紹介しつつ、桜の花を通して人生を考え、後世への思いも託し続けてきた「日本人の心」や「日本人であること」の意味をもう一度考える。講師は同会会長の高崎康裕氏。
■概要
【日時】4月28日(木)18:30〜20:30(開場18:00)
【会場】日系人会ホール
【住所】49W 45th St 11Fl(bet 5& 6Ave)
【参加費】会員10ドル、一般20ドル(※軽食付き)
【ウェブ】www.nyrekishikenkyu.org/