日本ギャラリーで京都の着物を海外の人に披露
日本ギャラリーでは〜23日（月）まで、京友禅作家の野村直樹氏によるオリジナル着物展「京の五節句」を開催している。今年で８回目となる同イベントは、京都の着物を海外の人に広く知ってもらいたいとの思いで開催され、毎年好評を博している。
今年は「五節句」にちなみ、五つの季節の草花や、京都での五節句の行事などを題材に創作した着物と帯を展示する予定だ。
野村氏は１９８０年に京都の着物問屋から独立しオリジナルの着物の制作を開始。93年にはオペラの舞台衣装を手掛けた。その後も98年に欧州で展示会を開催、04年にはニューヨークのメトロポリタン美術館に着物コレクションを寄贈するなど、海外でも幅広く活動している。
人々の暮らしに密接した五節句を表現した、格調高い和装美にモダンの薫りを漂わせる野村氏の同イベントオリジナルの着物は必見だ。
■概要
【日時】５月17日（火）〜23日（月）火｜金10：00〜18：00、土10：00〜17：00、日 閉館、23日（月）10：00〜16：00
【会場】日本ギャラリー
【住所】145 W 57th St 7Fl（bet 6 & 7 Ave）
【入場料】無料
【問い合わせ】212-581-2223、info@nipponclub.org【ウェブ】www.nipponclub.org
