29日、日本人女性作曲家４人が２回目のコンサート
（左から）宮嶋みぎわ、植田典子、垣谷明日香、メグ・オークラと、ダンスチームのリーダーで振付を担当する亀井彩花
「楽しみながら国際交流を」との願いを込めて結成され、米国の伝統音楽であるジャズと日本文化を掛けあわせたコンサートを今年２月に実施し、大きな話題となった日本人女性ジャズ作曲家による団体ＮＹＪＷＪＣ（NY Japanese Women Jazz Composers、代表・垣谷明日香・宮嶋みぎわ・大城奈緒美）が29日（日）、２回目のコンサートを文化発信基地ブルックリンで実施する。
初回も日本酒でコラボした木下雄大氏が再び参加
コンサートのメーンは、世界的な賞の受賞経験がある音楽家で、ニューヨークを拠点に活躍中の日本人の女性ジャズ作曲家４人。それぞれが作曲した楽曲は、ジャズの伝統的な編成「ジャズ・オーケストラ編成（別名ビッグ・バンド編成）」（16〜18人編成）で演奏される。４人は演奏や指揮でも参加しながら伝統の枠にとどまらない自らの世界観、音楽観を表現していく。
２回目のコラボ相手として選ばれたのは３団体と個人。日本人ダンサーで振付師の亀井彩花が率いる４人組ダンスグループAKDANCEは、各作曲家の楽曲計四つに合わせて、今回のためにオリジナルで構成した舞踊を披露。
ニューヨークで活躍する酒マスター木下雄大氏は、これらの４曲を聴き込んで、音楽とペアリングして選び抜いた日本酒４種類を会場で提供。
音楽との即興生け花に挑戦する池坊流師範のポーラ・タムさん
さらに、池坊流の生け花師範ポーラ・タムさんが、ピアノ・バイオリンによる即興のジャズ演奏に合わせて、即興活生け花パフォーマンスを披露する。
■概要
【日時】５月29日（日）18：30〜21：00ごろ（開場18：00）
【会場】ShapeShifter Lab
【住所】18 Whitwell Pl, Brooklyn
【料金】ＤＵＯ（２人割引料金）35ドル（２人分）、一般：予約20ドル、当日25ドル、学生割引：10ドル
【チケット購入】www.brownpapertickets.com/event/2545287
【問い合わせ】ＮＹＪＷＪＣ、jwjazzny@gmail.com（大城）
