ジョン・ジェイ・カレッジにて
1200万人の道場生が所属する国際空手道連盟極真会館の国際大会、「オールアメリカンオープン空手道選手権大会」が18日（土）、ニューヨークのジョン・ジェイ・カレッジ内体育館で開催される。
4年に一度（次回は2019年）の最高峰大会である全世界大会の「前哨戦」と位置付けられるハイレベルな大会。今年も北米に限らず、日本・欧州・ロシア・南米など世界各国から有力選手が多く出場する。男子はクラス分けなしの無差別級トーナメントで真の強さを競い、女子は重量別3階級に分けて戦う。
国際空手道連盟極真会館国際部長の五来克仁師範によると、今年の見どころは「新旧交代」。昨年秋に4年に一度の「全世界空手道選手権大会」が実施されたため「オリンピックでは4年のタイミングでベテランと期待の若手の世代交代があるように、空手でもこのタイミングで新旧交代があるのです」（五来師範）。ベテラン引退後、新たな新星に輝く選手は誰なのか、見逃せない大会となる。
今回ニューヨーク道場から出場する注目の選手は、毎年LAで行われる全米体重別空手選手権で2012、13、14年のスーパーヘビー級を制したダニエル・ミリチェビッチ（米国・セルビア）選手。女子ではダネッサ・ロドリゲス選手（米国）、日本から参戦の東希美（ひがし・のぞみ）選手（大阪府）が有力だ。
また、米国以外の選手ではベテランのゴダルジ・カパナーゼ選手（ロシア）が優勝候補。ここに若手のアントニオ・トゥセウ選手（フランス）がどう食い込むかが見ものとなる。女子ではロシアのイアロ―スラブナ・モレバ選手が最有力と見られている。
■概要
【日時】6月18日（土）15：20〜（開場15：00）
【会場】ジョン・ジェイ・カレッジ内体育館
【場所】524 W 59th St.（bet 10th and 11th Ave）NYC
【チケット】一般30ドル（当日35ドル）、リングサイド席（2列目）60ドル、VIPリングサイド席（1列目）75ドル
【問い合わせ】212-947-3334、www.kkny.net
