ジャパン・ソサエティーで1月30日(月)、フランス料理の有名シェフであると同時に「食育」のエキスパートでもある三國清三氏によるフードトーク『三國清三シェフ「食」への感性:「うま味」と「食育」について』が開催される。
三國シェフは北海道で父親が漁師、母親が農業を営む半農半漁の家に生まれ育ち、新鮮な地元の食材に囲まれた食生活の体験は、食材そのものが持つ「うま味」への深い理解と関心を育んだ。日本フランス料理界の第一人者の一人として、30年間にわたり東京の一流レストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフを務め、フランス料理の技と日本の味覚との融合を取り入れている。また、子供たちのための食育活動や、2011年の東日本大震災発生直後から被災地へのさまざまな復興支援活動を行っており、現在も「子どもたちに笑顔を!」プロジェクトを熱心に取り組んでいる。
本トークプログラムでは、日本料理特有のコンセプトをいかにアメリカの食習慣や日常生活に取り込んでいくのかについての話などがされる。司会は、健康、フード、アート、カルチャー分野で活躍するフリーランスライター・エディターのナンシー・マツモト氏。プログラム後のレセプションでは、試食会が楽しめる。
■概要【日時】1月30日(月)午後6時半〜8時半
【会場】ジャパン・ソサエティー
【場所】333 East 47th St, bet 1st & 2nd Ave
【入場料】一般 19ドル、会員・学生・シニア 15ドル
【申し込み】212-715-1258、www.japansociety.org