展覧会、華麗なる日本の美術工芸―永遠の美の予感

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日本ギャラリーにて

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Japanese Art

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日本ギャラリーでは3月11日(土)から18日(土)まで、江戸時代から現代まで200年の間に制作された卓越した美術工芸品を展示する展覧会を開催する。14日(月)午後4時から午後5時にはロサンゼルス・カウンティ美術館日本美術学芸員のホリス・ゴダール氏を迎え、「皇室や華族に向けて制作された美術工芸作品」の特別講演会が行われる。講演会の入場は無料〈要予約〉。

本展では、帝室技芸員と人間国宝をはじめとする有名無名の美術工芸家による、華麗なる日本の美術工芸作品、金工、花篭、漆芸、絵画、テキスタイル、陶芸部門の作品が数多く展示される。明治時代、皇室に向けて制作された作品をはじめとする高品質で華麗な作品群の展示。特に七宝部門の帝室技芸員である京都七宝の並河靖之や東京の濤川惣助、安藤重兵衛の作品、また、金銀を惜しみなく使用した平野吉兵衛による象嵌(ぞうがん)の花瓶と現代作家の加藤つぶさによる青磁のスカルプチャーは必見。

■概要
【日時】3月11日(土)〜18日(土)月―金 午前10時〜午後6時、土 午前10時〜午後5時、日曜休み
【会場】日本ギャラリー(日本クラブ7階)
【住所】145 W 57th St(bet 6&7 Ave)【入場】無料
【詳細・問い合わせ】212-581-2223、info@nipponclub.org
【特別講演会、予約先】日本クラブ事務局本多:yhonda@nipponclub.org
(2017年2月25日号掲載)

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