NY近郊の日本人を対象とした第3回医学生物学系シンポ
今年はキッズイベントも充実
ニューヨーク近郊の日本人を主な対象とした生命科学フォーラム(JMSA New York Life Science Forum 2017)を4月8日(土)、ニューヨーク大学で開催する。
JMSA New York Life Science Forumは、医師、研究者だけでなく、生命科学・科学全般・産官学連携事業などに関心を持つ全ての日本人が活発に意見を交流する場を提供することを目的としている。2回目となった前回は、医療従事者や研究者だけでなく、企業や政府、メディアの関係者から学生、主婦まで、分野や業種の垣根を超えて、200人以上が参加した。
「今年は前回よりもさらに多くの方々に生命科学に興味を持っていただけるように、パワーアップしたより魅力的なプログラム構成となっております。また、前回と同様にお子さま連れの方にも楽しんでいただけるキッズイベントだけでなく、今年はお母さまお父さまを対象にした、米国での子育て等に関するセミナーも企画しております。ぜひご家族皆さんでご参加ください」(運営委員)
本フォーラムは米国日本人医師会(JMSA)が主催、日系企業、団体の協力協賛で行われる。
【招待講演】
◎武田浩二/Columbia University College of Physicians & Surgeons「心臓移植の現状とそれを取り巻く諸問題」
◎岡田秀穂/University of California San Francisco「脳腫瘍の免疫療法」
◎隆杉知枝子/Jacobi Medical Center「がん診療における日米間の看護の相違」
◎中川俊一/Columbia University Medical Center「緩和医療について」
◎川端裕之/JETRO NY/厚労省「米国の医療保険制度と政府が進める医療施策について」
◎丸岡大志/JETRO NY/特許庁「米国知的財産業界の主導権争い、医療vsIT、両者の言い分」
◎成田公明/JBIC「日本の研究開発の現状」
◎岩崎明子/Yale Univ.「Autophagyとウイルス感染」
◎武石昭一郎/Albert Einstein College of Medicine「がんの親玉「がん幹細胞」の細胞周期に着目した新規がん治療戦略」
◎中太智義/Rockefeller Univ.「オルファン核内受容体ERRによる転写コファクターPGC−1αと基本転写因子TFIIHを介した多段階転写活性化機構の発見」
◎岩渕(土井)真木子/Perelman School of Medicine, University of Pennsylvania「細胞の分化・運命転換制御機構とその応用」
◎宮田潔志/Columbia Univ.「限界を突破する次世代太陽電池材料:一兆分の一秒に秘められた新原理」
■概要
【日時】4月8日(土)午前9時~午後7時半
【会場】ニューヨーク大学 Langone Medical Center
【住所】550 1st Ave(bet 31st & 33rd St)
【会費】一般20ドル、学生(無料)※要事前登録
【事前登録締め切り】3月31日(金)※キッズイベント参加、お弁当オプションなど
【参加登録サイト】jmsa-nyc-forum.org/registration
【ウェブ】jmsa-nyc-forum.org/
(2017年3月18日号)