タイタニック号が沈んだその日にシアトルに生まれた
ニューヨーク市内在住の最高齢の一人、伊藤治男(はるお)さんの誕生会が4月16日、105回目の誕生会がマンハッタンのレストランで行われた。会には100人近い友人らが伊藤さんの長寿を祝いに、駆け付けた=写真。伊藤さんは、1912年4月15日、タイタニック号が沈んだその日にシアトルに生まれた。多忙な両親と離れ、日本で祖父母に育てられ、中等学校卒業後に帰米。シアトルでハイスクール進学、卒業後は、多くの日系人のように、第2次世界大戦中はカリフォルニア州マンザナー強制収容所で過ごした。後にニューヨークに移住し結婚、飲食店のオーナーとして生計を立てた。