在ニューヨーク日本国総領事館広報センター内のギャラリーで開催
書道家・竹原弘記による「日本文化を伝える書」が、在ニューヨーク日本国総領事館広報センター内のギャラリー（299 Park Ave、18階）で、７月５日から25日まで開催される。閲覧時間は、月曜から金曜の午前９時から午後４時。（入館の際に要ＩＤ）。
文字に命を吹き込む書道。巨大筆を用いた独創的な書を展開する書道家、竹原弘記が日本文化に向き合って制作した書作品を展示する。「ありがとうご先祖様の盆供養」「一年の心がまえと初日の出」「梅干しを食べたあとにはすっぱ顔」など、五七五の音で日本文化をつづった句を、職人による金や銀の細かい箔を散らした料紙に繊細なタッチで表現する。「以心伝心」「一期一会」といった四字熟語や、日本文化を象徴するような言葉を手透きの和紙の軸にしたためた。また、巨大筆による長さ10メートルの「円相」という作品は、ビデオ映像におさめた。
