アーバン・リアリティグループ会社化のお知らせ
総合不動産会社のリロ リダック(社長:七原肇 株式会社リロ・ホールディング海外子会社)は7月1日に、ボストンにあるアーバンリアリティーグループ(以下:アーバン不動産 代表:佐藤美保)の株式譲渡を受け、100%子会社とした。今後アーバン不動産は、ボストンにおけるリダックの1拠点としての運営になる。
近年の文部科学省の海外への留学生増加に向けた取り組みや、日本企業のグローバル人材育成強化などといった市場背景から、リダックの取引先企業においてもボストンへの企業派遣留学生が増加している。一方、アーバン不動産はボストンでの活動に終始し、日本人留学生や駐在員の賃貸斡旋(あっせん)に加え、幅広くローカルマーケットでの売買、投資なども扱う在ボストン総合不動産会社として名を馳せていた。今回、アーバン不動産は、リダックのグループ会社になることで、日本本社のリロホールディングのグループ各社とリダックが得意とする日本と米国両国における対企業営業や、リダック全米オフィスとの連携、上場企業の資金力による投資や付帯サービスの充実を図ることが可能になる。リダックはボストンという全米でも屈指の学研都市で、取引先企業の派遣留学生の拡大するニーズを取り組むことが可能になる。また、互いの強みを合わせることでビジネスシナジーを強化し、リダックの総合不動産サービスモデルをボストンでも水平展開してビジネスの拡大を目指す。
アーバン不動産はリダックのボストン支店として機能し、リダックとして米国内直轄8番目の拠点となるが、当面はアーバン不動産の名称で営業を続ける予定。