ジャパン・ソサエティー(JS)は2月9日(金)、「隈研吾とエリエッタ・アタリ:『Mirror in the Mirror』を振り返る」を開催する。
建築家・隈研吾さんと写真家・エリエッタ・アタリさんの最新コラボレーション作品集『Mirror in the Mirror』は、建築とイメージの限界を超え、空間の感覚的な体験を深化させたいという、著者たちの共通の願いから生まれた。
『アタリの写真は、建築が周囲の環境に手を差し伸べ、自然を内部空間へ取り戻すという隈氏の自然を中心とした設計手法と共に、建築空間の相互関係を捉えています。ハルトマン・ブックスのためにデザイナーのコマ・アモックによって丹念に作り上げた『Mirro in the Mirror』は、光とテクスチャーの相互作用が織り成す、叙情的な瞬間や移り変わりゆく境界を表現した作品です』(主催者)
同トークイベントでは、ハーバード大学デザイン学部建築学科講師のセン・クアン教授が司会を務め、隈氏とアッタリ氏、そして本の寄稿者であるコロンビア大学 マイヤー・シャピロ美術史学科のバリー・バーグドール教授が、建築と写真の領域において、本作品の広範囲に及ぶ意義を議論する。講演後、レセプションにて本の販売とサイン会が行われる。
【日時】2月9日(金)午後6時半〜8時半
【会場】ジャパン・ソサエティー (333 East 47th S)
【参加費】一般 22ドル、JS会員・学生・シニア 17ドル
【詳細】www.japansociety.org