Learn From 3.11「食の汚染…だからデトックス」

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環境浄化コンサルタントのおぎの未来さん迎え、セミナー盛況

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講師のおぎの未来さん(中央奥)の話に熱心に耳を傾ける参加者(提供写真)

東日本大震災をきっかけに精力的な活動を続けている支援活動プロジェクト「Learn From 3.11」の主催するセミナー「今だから考えたい食」の第3弾「食の汚染…だからデトックス」が2月19日と20日にニューヨークの日系人会館で行われた。
当日は自然農法の研究家兼活動家で現在東海岸を中心にEM技術を活用した自然農法を推奨し環境浄化コンサルタントとしても活躍するおぎの未来さんを講師に迎え、食に関心のある50人余りが参加した。
また管理栄養士でマクロ料理シェフの山脇奈津子さんによるデトックスに良いとされる玄米甘酒を使ったスムージーや軽食の試食も行われた。
東京電力福島第1原発事故から3年。放射能以外にも添加物、遺伝子組み換え食品、残留農薬など、食の汚染が進んでいる。おぎのさんによると毎日約70から80種類の添加物や合成保存料を含む食品を摂取していることになり、それらの化学物質の食べ合わせにより発ガンの危険性が高くなるという。
大事なことは、ラベルを見て耳慣れない化学物質名や保存料、着色剤の含まれないものを選ぶようにすること、また精製された砂糖、加工食品、大きな魚、乳製品などを避け、できるだけ体に取り込まないようにすることがデトックスの基本。取り込んでしまっても食事バランスに気をつけ、日本古式の醸造発酵調味料(みそ、しょうゆ、塩麹(こうじ)、玄米甘酒など)を使用して調理し、発酵食品で腸内の善玉菌の働きを高め、よくかんで体内酵素を活性化することで免疫力を高め人間の本来もつ自然治癒力を強化しデトックスして体をリセットすることが秘けつだという。
主催者で代表のキヨコ・ホルバートさん(写真家/ウエディングプラナー)は「食の安全性が心配な今だからこそ食に関する正しい知識を習得し、ライフスタイルを改めることが大切。参加者のほとんどが女性だったのでストレスの多い仕事環境に生きる男性たちこそ、もっと食に対する問題意識を持ってデトックスをしてほしい」と語った。
【Facebook】www.facebook.com/LearnFrom3.11(「WEEKLY Biz」2014年3月8日号掲載)

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