約30年にわたり“心の専門家”として日本で活動する佐藤康行氏（satoyasuyuki.com）が９月29日、全てが好転していく「世界一発想法」を掲げてニューヨーク、ミッドタウンで講演会を開催。ニューヨークでの初講演とあって、日本やロサンゼルス、アリゾナなどからも参加者が集い、約170人が参加、会場はいっぱいとなった。
講演会の模様＝９月29日、ニューヨーク（撮影：徳倉）
講演では、同氏の著書『満月の法則』を手に、「三日月という月は存在しない。太陽の光が当たる角度によってそう見えるだけ。本当の姿は、まんまる。同じように、あなたも自分や人の三日月ばかり見てないか。あなたはまだ三日月の部分しか出していない、本来のまんまるを出していったら、相手にも満月の存在を伝えていったらもっとすごくなる」と汗だくになりながら真剣に参加者に語り掛けた。そして、同氏が唱える「真我（本当の自分）」に出会うことによる素晴らしさや、それにより「一瞬で世界が変わる」という話から、この考えに出合い、人生が変わったという体験者らが登壇し、各々の経験を発表した。
「一人でも多くの人に真我に目覚め、幸せになってほしい」と、参加者に熱いメッセージを送り、ニューヨークでの初講演を終えた。
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参加者に真剣に語り掛ける佐藤康行氏＝９月29日、ニューヨーク（撮影：徳倉）
佐藤氏は、飲食から宝石、教育関係と、さまざまな分野で８年間で年商50億円を達成するなどビジネスにおいて成功を収めた。
一方で、全ての事象の源は「人の心」であると解明し、70店舗の店を全て手放し、これまでの経験をベースに心の専門家として「心の学校」を設立。2014年には、東京八重洲に心療内科・精神科の「ＹＳ心のクリニック」を開院し、うつ病治療では90日以内の寛解率が90％以上という医療の常識を覆す成果を上げているという。
（2018年10月13日号掲載）
