日本映画の海外展開を促進
上映劇場となったIFCセンターの外観
海外における日本映画の上映機会の創出と海外展開を促進する目的で運営される文化庁委託事業「日本映画海外展開強化事業」の一環として、11日から１週間、ニューヨークの老舗映画館「IFCセンター」でＡＣＡシネマプロジェクトシリーズ第３弾「New Films from Japan」が開催された。
上映作品は、2021年に日本で公開し話題となった『Blue／ブルー』（吉田恵輔監督）と、ベルリン国際映画祭に選出されるなど、海外からの注目度も高い『由宇子の天秤（英題：A Balance）』（春本雄二郎監督）の２本。期間中、劇場には映画好きのニューヨーカーはじめ、映画関係者が多く訪れた。
同プロジェクトはシンポジウムなども併せて実施され、海外における日本映画や製作者の知名度の向上を図っている。
（2022年３月26日号掲載）
