NYで最大規模のアニメ祭り
ニューヨーク最大規模のアニメコンベンション「Anime NYC」(www.animenyc.com)が15日から17日の3日間、ニューヨークのジャビッツ・センターで開催された。
3度目の開催となった今回は、来場者数が約2万人だった初回に対し、2倍の約4万人もの米国内外からの日本アニメファンが一堂に会した。
会場では、アニメや漫画に関する約250の展示ブースと、アーティストらによる約400の販売スペースを展開。カラオケブースで日本語のアニメソングを熱唱するファンや、コナミアミューズメントによる音楽ゲーム「ダンス・ダンス・レボリューション」に長蛇の列ができるなど、日本のポップカルチャーを楽しむ来場者であふれた。
同イベントのゲストには、『機動戦士ガンダム』シリーズの監督を務める富野由悠季さん、落語家の桂三輝(かつら・サンシャイン)さん、アニメ『ポケットモンスター』シリーズの英語吹き替え版主人公「サトシ」を担当する声優サラ・ナトチェニーさんらなど、日本文化のさまざまな分野で活躍する面々を日米から会場に迎えた。
コスプレをしたニューヨーカーらは「自分の好きなキャラクターを演じているようで夢のようだ」「室内での開催のため、天候を気にせず楽しむことができる」と語り、年に1度の大きなアニメコンを心から楽しんだ。
(写真はいずれも15日、ニューヨーク=撮影:中沢)
(2019年11月23日号掲載)