サステナブル経営アドバイザー 古市裕子・著
NYで活躍する著者がアフターコロナのビジネスなどに焦点
17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる持続可能な開発のための国際的な開発目標を指す「SDGs」。近年、国連が提唱するこの取り組みは各方面で耳や目にすることがある。
キャリアコンサルタントでサステナブル経営アドバイザーとしてニューヨークで活動する古市裕子さんの著者本『SDGsピボット戦略12事例集 欧米企業が進める連携型SDGsイノベーション:【サステナブル×次世代×企業価値】』が昨年12月に発刊された。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界を覆った2020年1月以降、SDGsに関連するたくさんの質問が、日米の中小企業の経営者から、古市さんのもとに寄せられるようになったという。
「SDGsを取り入れながら、アフターコロナ時代の新市場に向けてどのようにビジネス再生イノベーションを起こしていくか、地球の環境保全と人間生活をSDGsの基軸とし、いかに企業理念に取り入れて社会貢献と存在価値を向上させていけるか、次世代から発せられるSDGs視点とビジネス経営ピボット戦略に焦点を当ててまとめたいと思います」(著者)
本著では、2020年~21年にかけて、欧米企業が打ち出した「SDGs・サステナブル×次世代×欧米企業ピボット戦略」の事例も取り上げている。
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(2022年1月15日号掲載)