今冬の企画展&文化イベント
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『クリスマス・キャロル』の表紙。Charles Dickens 1812–1870 A Christmas Carol in Prose : Being a Ghost Story of Christmas.(公式サイトから)
毎年ホリデーシーズンになると、J.ピアポント・モーガン図書館でチャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』原作原稿が展示されます。
ディケンズはこの代表的な物語を、1843年10月からクリスマス出版までの6週間の間に書き上げ、その原稿を、赤い山羊革で製本して、彼の弁護士であるトーマス・ミトンへの贈りました。その後、原稿は何人かの所有者を経て、1890年代にJPモルガンの所有となりました。
数年前から、モルガンはクリスマス・キャロルの原稿を季節ごとに1ページずつ公開するようになりました。ディケンズの入念に修正された描写は、冷たい不快感と魅惑的な暖かさのイメージを並置しています。
【ウェブ】https://www.themorgan.org/exhibitions/charles-dickenss-christmas-carol
(2023年11月11号掲載)