5月21日、95回忌野口英世墓参会開催へ

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3年ぶりに一般公開!


日本が生んだ世界的細菌学者、野口英世博士の偉業を讃え、遺徳を後世に伝え、米国で医学の道を志す若き日本人研究者を応援することを目的に、墓守りの活動を続ける「ニューヨーク野口英世記念会」(HNMS)(代表:本間俊一氏)は、来る5月21日、ニューヨーク、ブロンクスのウッドローン墓地で「95回忌野口英世墓参会」及び「第5回ニューヨーク野口英世記念奨学金授与式」を開催する。

一昨年からの新型コロナ感染拡大の影響が続く中、感染対策を徹底しつつ、少人数でも、博士の墓碑の傍で、偉大な先人野口博士の功績をしのび、その精神と遺徳を後世に伝えたいという現地日本人やボランティアの強い思いから、今年は、博士の命日に当たるこの日に一般公開の形で墓参会を開催することを決定した。
開催日時は、5月21日(土)午前11時から30分間。
場所は、野口英世博士墓地(The Woodlawn Cemetery in Bronx, New York)。

当日は、今春、在ニューヨーク総領事に着任した森美樹夫総領事・大使のほか、野口博士が当時ニューヨークで研究に打ち込んロックフェラー大学の副学長、ウッドローン墓地の会長、また博士が1928年黄熱病ワクチンの開発の最中、これに罹患(りかん)して命を落としたゆかりの国、ガーナ共和国からもニューヨーク総領事館が代表して墓前でスピーチを行う予定。
また式典終了後、会場横の美しい芝生で、感染対策を講じつつ、ささやかなレセプション行う。
また、会場では博士生誕の地である福島県猪苗代の「野口英世記念会」の倉根一郎理事長からも、当日の墓参会のために温かいメッセージが届けられる予定となっている。

「お忙しい中とは存じますが、ツツジの花と新緑に包まれた美しいウッドローン墓地にお一人でも多くお運びいただけますことを、関係者一同、心からお待ちいたしております」(主催者)

問い合わせは、ニューヨーク野口英世記念会(HNMS)の加納良雄氏(〈電話〉914-433-3210〈Eメール〉yoshikano@verizon.net)まで。

(2022年5月7日号掲載)

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