高さ11階建てに相当する高さ!9月12日まで
ニューヨーク市による市民へのワクチン接種の地道な呼びかけによって、観光地であるニューヨークは確実ににぎわいを取り戻している。
そんな中、街をさらに盛り上げていこうと、観光客なら誰もが訪れる観光名所、タイムズスクエアで巨大な観覧車「タイムズスクエア・ホイール(Times Square Wheel)」が期間限定で特設されることになった。期間は8月25日から9月12日まで。
高さは約110フィート(約33メートル)で、高さ11階建てに相当する。1周は9〜12分で、1台のゴンドラにつき大人1人〜6人ほどを収容可能。
雨天でも通常通り営業はされるが、ハリケーンなど極度な悪天候の場合は安全上の理由から休業となる。大人20ドル、子供15ドルだ。
タイムズスクエアでは、街の復活とともに多くのレストランやビジネスが既に営業を再開したが、パンデミック前と比較するといまだに人出は3分の2に留まっており、今もなお店の経営など厳しい状況を強いられている店が多く存在する。
同プロジェクトを企画し、タイムズスクエア・アライアンスに提案したブルックリンのエンターテインメント会社代表、ヴィト・ブルーノ(Vito Bruno)さんは、2015年に営業を終了したトイザらス(Toys”R”Us)の観覧車をヒントに同案を思いつき決行。
観覧車の特設は、ニューヨーカーや観光客などの人出をタイムズスクエアに戻すことによって、9月から営業を再開するブロードウェイに期待を寄せるその他ビジネスの営業を応援し、後押しするという目的も果たすとしている。
■概要
【期間】8月25日(水)〜9月12日(日)
【営業時間】月─日曜 正午〜午前0時
【場所】on Broadway bet 47th & 48th St
【チケット】一般20ドル
子供(2〜10歳)15ドル
ファストパス(待ち時間なし)35ドル
【ウェブ】timessquarewheel.nyc/
(2021年8月28日号掲載)