おしゃれをして、家族でホリデーシーズンのショーを見に行く季節になりました。11月から12月にかけては、子供向けの劇場が少なかった今秋とは異なり、5歳から11歳までの子供たちがようやく予防接種を受けられるようになったこともあって、家族で楽しめる楽しい作品がたくさん上演、開催されることになりました!
「ラジオ・シティ・クリスマス・スペクタキュラー」や美しい「クルミ割り人形」など、すばらしいホリデー作品はたくさんありますが、小さなお子さんをお持ちの方は、劇場のチケットに大金をつぎ込みたくはないでしょう。そこで、この季節に家族で楽しめる作品、5作品をピックアップ! 落ち着きのない未就学児にぴったりの安価な作品から、投資する価値のある大掛かりなスペクタクルまで、さまざまな作品をご紹介します。
COVID-19の予防策については、すべての劇場で、12歳以上の観客には有効な身分証明書とともに、完全なワクチン接種の証明が必要です。12歳未満で、まだ完全にワクチンを接種していない場合は、ルールが異なります。最近のCOVID-19検査が陰性であることを条件とする劇場もあれば、ニューヨーク・シティ・センターやメトロポリタン・オペラなどでは、子供であってもすべての観客が完全に接種されていることを要求する劇場もあります。各ショーのリストをクリックすると、健康上の要件や、場所、スケジュール、料金などの詳細が表示されます。2歳以上のお客様にはマスクの着用が必要とされています。
【場所】Flushing, Queens
【期間】12月12日(日)まで
【年齢制限】3歳以上メッツの本拠地、シティ・フィールドの駐車場に、ピンクとブルーの特徴的なテントが登場! 1969年にメキシコシティで設立されたこのファミリーサーカス団は、アメリカでは動物を使わず、英語で上演するなど、数十年の間に変化を遂げてきました。そんな中、今もなお空中演技、アクロバット、ジャグリング、命知らずの演技、そして国際的に有名なピエロのデイビッド・ラリブエさんなど、ラテン系のテイストを取り入れた人気のサーカスとして知られています。
【場所】Lincoln Center
【期間】2022年1月30日(日)まで
【年齢制限】3歳以上
ホリデーシーズンの定番「ビッグ・アップル・サーカス」がリンカーン・センターに帰ってきました。「America’s Got Talent」のファイナリストでもあるアラン・シルバさんがリングマスターを務め、高所恐怖症のニック・ワレンダさんやお笑い芸人のジョニー・ロケッツさんなどが出演します。
【場所】Dumbo, Brooklyn
【期間】2022年1月30日(土)まで
【年齢制限】6歳以上
リングも座席もない「エンパイア・サーカス」。ジャグラーやアクロバット、そしてスターパフォーマー、ボゾ・ザ・クラウンさんのパフォーマンスを目の前で楽しむことにができます。ブロードウェイで活躍するロレンツォ・ピゾーニさん(「ビートルジュース」、「アナと雪の女王」)が演出し、サーカス愛好家のデビッド・アークェットさん(「スクリーム」の主演者)がクリエイティブ・ディレクターを務めています。チケットには、食べ放題のポップコーンと綿菓子が付いています。
「Empire Circus」Photos by Emilio Madrid
【場所】Midtown West
【期間】12月9日(木)から27日(木)まで
【年齢制限】6歳以上
「シルク・ドゥ・ソレイユ」のクリスマス・エクストラバガンザが、マディソン・スクエア・ガーデンのHuluシアターに戻ってきました。このショーは、季節にうるさい若いイザベラが魔法の国に連れて行かれ、クレメント・クラーク・ムーアのクリスマス詩「聖ニコラスの訪問」の登場人物と出会うというものです。アクロバティックなトナカイ、転がる子供たち、空を飛ぶエアリアリスト、そして紙吹雪や跳ねるボールを使ったフィナーレなど、たくさんのスペクタクルが用意されています。
「Cirque du Soleil: “Twas the Night Before…” 」Photo by Errisson Lawrence.
【場所】Midtown West
【期間】12月21日(火)から24日(金)まで
【年齢制限】5歳以上
人気のテレビアニメが、パラディウム・タイムズスクエアのステージでよみがえります。チャーリー・ブラウン、スヌーピー、ルーシー、ライナス、そしてピーナッツの仲間たちが、歌って、踊って、クリスマスの本当の意味を発見していきます。公演の後半では、観客はキャストと一緒にクリスマスキャロルを口ずさむことができます。
「A Charlie Brown Christmas 」Photo by Richard Termine