HRMパートナーズ「人事労働管理セミナー」好評 業界問わず、多数参加

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人事コンサルティング「HRMパートナーズ」は2月27日、ニューヨーク日本商工会議所(JCCI)との共催となる人事労働管理セミナーを日本クラブのローズルームで開催した。

多くの日系企業の人事担当者や経営者らが参加した=2月27日、ニューヨーク(撮影:中沢)

「人事・労務問題〜実際に起きている問題・課題点とその対応策〜」をテーマに、HRMパートナーズ代表の三ツ木良太氏が講師を務め、事前に受け付けていた質問に沿ってセミナーを進行した。会場にはさまざまな業界・業種の日系企業の人事担当者や経営者、管理職者、JCCI会員などが出席し、60人もの来場者で埋め尽くされた。

セミナー内では、「雇用形態の整理」「Exempt従業員の標準勤務時間と記録」「給与制度の改定」「適正な人件費率」「ハラスメント対応と対策」など、人事や労務関連で頭を悩ませる幅広い分野の問題に対し、米国の法律も加味しながら三ツ木氏がそれぞれ丁寧に回答していった。

人事労働管理について講演するHRMパートナーズ代表の三ツ木良太氏=2月27日、ニューヨーク(撮影:中沢)

また、各テーブルごとに自社の問題・課題点を共有しながら参加者同士でディスカッションする場面もあり、自社以外で起こっている人事問題についても理解を深めていた。

終盤、三ツ木氏はあらゆる問題・課題に対して「アプローチのステップをきちんと確立し、法令、判例・事例、人事慣行などのさまざまな角度から検証することが大切。そうすることである程度は課題を解決できる」と述べ、セミナーを締めくくった。

HRMパートナーズは1989年、ロサンゼルスで創業。アウトソーシングとして人事部をコンサルティング、サポートし、西海岸から東海岸まで各地で定期的にセミナーを行っている。

(2020年3月7日号掲載)

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